価値観の大きな変化について

今までこのnoteでは、世の中が刻々と変化している部分について、その「対応策」や「意識の向け方」についてフォーカスを当ててお話をしてきました。

今回はその世の中が刻々と変化している部分=「価値観の変化」について、私たちが取り組んでいるカリキュラムや方向性についても補足しながらお話したいと思います。

基準の変化について

画像1

皆さんも体感していると思いますが価値観が今、音を立てて変化しています。

例えば、仕事において今までだと、

▶○○をすれば効率が良くなる
▶○○をすれば強み・弱みを活かせる
▶規模の大きさ・小ささに合った戦略
▶人数の多さ・少なさに合った戦略

といった形で「強み」というものを打ち出していました。

また、ライバルとの比較においても、

▶よそはこれくらいの数だけど、うちはもっと多い
▶他社はこういうサイズなんだけど、うちはもっと大きい
▶業界の中で最もスピーディーに届けられる
▶他社よりもコストがかからない

などといった歴史を経て、他社は大きいけれど、うちの方がこんなに小さくて使いやすいといった比較。

そしてさらに比較してまた小さくなっていく、ということを繰り返してきました。

しかし、今後はそういう基準ではなく新しい価値基準というものが問われていきます。

つまり個人や会社の「強み」や、大小、多い少ないの「比較」ではなく

自然か不自然か

という点、つまり

  • 当たり前の判断ではあるが、何か違和感がある
  • 理解はしているが、少し違和感がないか?
  • 自分の中にすっと入ってくるか?

がポイントになってきます。

何かに逆らったような感じや逆行したような感じ。そういうものを感じさせない、ということが重要になります。

ですから、必要以上の労働。
必要以上の食事。
必要以上の食事。
必要以上な商品づくりや消費への刺激。
こういった過剰な販売というのは、今後無くなっていくのではないかと考えています。

「シェア」がなくなる?

画像2

もう少し、価値観の変化について未来予測的にお伝えすると、直近まで「シェア」という概念がありました。

例えば、

  • 週に3日しか乗らない車をシェアする
  • 食べ物をシェアする
  • 使っていない駐車場や空き地をシェアする
  • 服をシェアする

というように服や雑貨から空き地、畑といった規模のものまでシェアリングサービスは拡大しています。

シェアリングサービス自体が良いか悪いとか言うことはないですが、私個人的には、自宅でなるべく過ごすという状況になった今、シェアというのは難しくなると考えています。

誰かと分け合うとか。誰かと一緒にするとか。

そういうシェアという概念が崩壊する、というレベルまではいかないにしろ、このコロナ禍の現状で言うと、誰かが使った物を使いづらくなってくるという傾向があります。

誰かが触ったということで不衛生、不潔でないのか、という風潮になると抵抗感が出てきます。

そうすると、どういう風になるかというと、一人一人パーソナルなものを持つようになります。

「シェア」する時代から「カスタマイズ」する時代へ

画像3

ここからはさらに長期視点の予測になりますが、昔の日本が求められていた、凄く強かったもの。

「良いもの」「長く使えるもの」「高品質であるもの」とかですね。そういうものが再び求められていきます。

シェアがしにくいので、個人で一つずつ何かを持つ。いわゆる、一人一人が長く使えるものをパーソナルに持つ時代が来ます

その時に、私たちが提供すべきものは、その一過性の物ということではなく、なるべくその人に合わせたパーソナルなサービスというものになります。

その人にカスタマイズする、寄り添うような。その人だけの強みを発揮できるようなものとか長期的に使えるようなものです。

となるとやはり、なるべくその流行のみの、トレンドのみのサービスではなくて、そこに長期的なベネフィットや自己実現をさせる。

いわゆる「高次元の欲求」を叶えさせるのものというのがコンテンツとして組み上がってくると、非常に魅力的になります。

当然、その手前のニーズ部分である「お客様の痛みを取る」ということはもちろん変わりありません。ですが、そこよりもやはり、その「ベネフィット」という部分が非常に重要になってきます。

価値観が、速いスピードで変わっている

価値観が、今、非常に速いスピードで、今まで以上に速いスピードで変化していますが、変化の角度も変わってきています

今までもスピードは速かったですが、その変化の角度というのは、すごく緩やかでした。

でも、今、そのスピードも角度もすごく急激にグーッと上がってきています。

昨日までの情報が古すぎる。むしろ一日過ごしていると、半日前の情報が古すぎるということもあります。

ただ、ここに関して、その情報のスピードに一喜一憂するわけではありません。

時の流れをしっかりと自身の肌感覚で捉える。「風を感じる」というような捉え方で良いのです。

風になびくのではなくて、「今、こういう風なんだ」という感じ方で良いのです。

まとめ

少し話が脱線してしまいましたが、「価値観というものが変化している」という部分にフォーカスを当ててお話しました。それでは今回のお話しを簡単にまとめます。

4つのクローバーの、
▶自分
▶ライバル
▶お客様
▶世の中

という関係相図があるとします。

ここに関して常に求められる視点である「自分のサービス」がどのように組み上がっていくのか、を考えていく必要があります。

考えていく上で、その「価値観の変化」を多い少ないという部分だけではなく、自然か不自然かというジャッジの仕方も加えて見ていきます。

そうすると、自分のサービスはお客様の自己実現に合ったものなのか、価値観の変化に対応し成立しているか、と俯瞰して捉えることができるというわけです。

画像4

私は今、個人や企業のコンサルティングを行っております。本日も説明会を希望されてる方がいたので対応していました。ぼちぼち家でできることをして過ごしています。

あまり休みという休みはないんですけれども、皆さんはどのように過ごしていますでしょうか。

何もすることが無いという人は、こういうのをやる!という風に、それこそ突発的に決めてやってもいいと思います。

それが大きいことではなくても、本当に小さいことでもいいです。

そしてもし、つまずいたり前が見えなくなったりしたら、このnoteを参考にしていただければ幸いです。

ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!

———
『選ばれる仕事をつくる』ためのヒントや考え方をLINE公式アカウントで発信しています。
興味がある方お気軽にご登録ください!
▼ ▼ ▼

画像6

最新情報をチェックしよう!