私たちは騙されやすい生き物です。
情報の一部だけを切り取られて伝えられると、それしか信じられなくなります。
つまり私たちは伝え方によって相手が受け取る印象を変えることができるのです。
今回は「ライティングがあなたにとって必要である理由」についてお伝えします。
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私たちの身近にある危険なもの「DHMO」
あなたはDHMOというものを知っていますか?
これはジヒドロゲンモノオキシドというもので和訳すると一酸化二水素です。
この言葉は私たちにとって聞き慣れないと思います。
しかし実はこのDHMOというものは私たちの日常生活に当たり前のように潜んでいるものです。
なおかつ関わり方を誤ると非常に危険なものです。
私たちの日常に潜んでいるこのDHMOというものは
- 電気事故の原因になる
- 多くの材料を腐食させる
- 摂取しすぎると命を落とす
- 重篤な火傷の原因になる
危険性をはらんでいます。
しかし周りを見渡してみるとDHMOは原子力発電所や防虫剤の散布にも使われており、私たちが口にする食材の中にも当たり前のように添加されています。
あなたは今日も絶対に口にしています。
それくらいDHMOは私たちの身近なものにたくさん入っているのです。
…さてこのDHMOのことを普段あなたは何と呼んでいるか分かりますか?
それではDHMOの別名をお伝えします。
一酸化二水素、H2O
別名は「水」です。
この答えを聞いて驚いた人は多いのではないでしょうか?
人は印象操作ですぐに騙される
このDHMOの話はよくアメリカンジョークで用いられるものです。
人がいかに騙されやすいかということで社会実験も行われています。
先程私がお伝えしたように「電気事故や重篤な火傷の原因になる」と伝えるとネガティブな印象を受けます。
そこでこのようなネガティブな性質を説明した後に「DHMOを法で規制すべきか」とアンケートをとる社会実験が行われました。
するとなんと50人中43人が「法で規制すべき」と回答したのです。
このように一部分だけを切り取って際立った印象のみを与えることを印象操作といいます。
今回の水の例では、伝え方は様々です。
「液体にも個体にも気体にも変化することができる」という言い方もできます。
この説明を受けてもDHMOは危険なものだと感じる人は少ないはずです。
ところが一部分だけを切り取って
「電気事故の原因になる」
「食材を腐食させる」
「摂取しすぎると命を落とす」
と言われると絶対的に悪い印象になってしまいます。
パンは危険な食べ物だという例
先程の水のような例は他にもあります。
例えば
- 犯罪者の98%がパンを食べている
- パンを日常的に食べて育った子供の約半数はテストが平均点以下である
- 暴力的犯罪者の90%はパンを食べてから24時間以内に起きている
- 新生児にパンを与えると喉を詰まらせて苦しがることがある
と説明すると「パンは危険な食べ物だ」と勘違いさせる可能性があります。
私は小麦粉の性質を詳しく知らないので、もしかしたら小麦粉にもネガティブな一面はあるのかもしれません。
しかし多くの人が日々パンを美味しく食べながら健康に暮らしています。
このような例は全てメディアの印象操作です。
ライティング力があると印象操作ができる
先程の水とパンの例からも分かるように、私たちは伝え方によって受け取る印象が変わります。
つまり私たちが情報発信をするとき、文章の書き方、いわゆるライティング力によって印象をいかようにも操作できるということです。
このことをまず認識してください。
私たちは印象操作ができるはずなのに、ライティングの能力を上手く使えておらず上手く印象を操作できていないということが往々にあります。
まず印象操作を上手くできていないということを頭の中に入れるべきです。
かといって今からライティングの力をつけるビジネス塾へ通う必要はありません。
私がここで情報の伝え方を教えてるというのも当然ありますが、そういう意味ではありません。
なぜなら今からライティング力を身につけようと考えるより、まずは自分自身がどういう視点を持って相手に伝えていくかという視点の豊かさに気付くことが大切だからです。
ライティングの能力を身につけるのはその後。
前提として、「当たり前のことを・当たり前に伝える」ということは情報を届ける正攻法です。
しかし今回の水の例のように視点を変えて水を見て「こういう危険なものなんだよ」と遠回しに言えるような技術を身につけることもすごく重要です。
これまでの説明を聞いて頭の中では理解したけど、実際に自分の情報発信にどう活かせばいいのか分からないという人もいるかもしれませんね。
次に実際にあるサービスを具体例にして説明していきます。
習慣化の重要さを伝えている私の知り合いの例
これまでに水やパンの例で説明してきましたが、伝え方について具体例を使ってもう少し噛み砕いてお伝えしていきます。
私の生徒さんが今サービスとして提供しているものに「習慣化がすごく重要だ」という話をこんこんと説明しているものがあります。
この例でいうと習慣化の重要性についての説明方法に工夫が必要です。
もし私がこのサービスを提供するなら習慣化という部分を1つの括りにします。
例えば「習慣化しなかった場合におこるデメリット」を話します。
ここでポイントとなることが最初から「習慣化」というキーワードを出さないことです。
まず「こんなダメな状態になってる人5選」というように5人のパターンを出して、「この人たちの共通事項は何か?」とクイズのように質問します。
そして「この人たちは習慣化ができていない人たちです」と逆説的に伝えると聞いた人は「これは私のことだ」と受け取るのです。
今回の習慣化の視点は「習慣化できるとこうなりますよ」という視点もあるし「習慣化できていない人たちの特徴はこうである」という言い方もできます。
このように2通りの表現方法ができるのです。
さらに逆説的に伝えることによって脳のひらめきや違うことを言われているような感覚になります。
このような伝え方をされる、聞いた側としてはとより柔軟に新しい情報を取り入れやすくなるのです。
まとめ
情報の伝え方について、より詳しく知りたい方はぜひ私のことを友だち追加していただければ嬉しいです!とっておきの情報をあなたに届けます。
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今回は一方通行の視点だけでものを見るのではなく、いろいろな角度でみたものをどのように伝えるかの重要性をお伝えしました。
お伝えする中で新しいものの見方の例として、水をDHMOと表記してデメリット部分を強く打ち出しつつ表現してみました。
この表現を踏まえてライティングの必要性を感じながら、別の視点で伝えると「感じ方や受け取り方も変わってくる」という認識を持ってください。
真っ直ぐな直線の情報発信だけではなく別の角度の視点も大切です。
今回は以上になります。それでは今日も素敵な一日になりますように。いってらっしゃい!
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