あなたは今まで生きてきて何かを「人のせい」にしてしまったことがありますか?
ギクッ….と思ったあなたにお伝えしたい今回のテーマ、
「”○○のせい”では、成長できない」という理由についてお話しをしたいと思います。
「○○のせい」と言ってしまう原因
「○○のせい」と言ってしまう原因は色々あります。
例えば仕事において、
- 仕事がキツイので辞めます
- ○○さんと仲が良くないので会社を辞めます
- 自分に合わなかったので辞めます
- 親や身内に反対されたので辞めます
- 楽しくないので辞めます
などなど、様々です。
他にも、起業塾に入ったけれど、そこの講師が○○だったので辞めます。
副業をしたいけれど、時間が無いし、旦那にも反対されたので辞めます。
というように、仕事面に限らず多くのシーンで「○○のせい」にしてしまうことって多くの人が経験あると思います。
そして、私自身「○○のせいで辞めました」という人を何人も見てきましたし、実際に私も過去にそういう発言をしたことがありました。
最近では何かのせいにするということはほぼ無いですが、この「○○のせい」と言ってしまう原因として
「全ての取り組みにおいてやりきるというということが出来てない」
ということが原因に挙げられます。
ここでいう「やりきる」というのは、「会社に入ってやりきる=定年までずっと働き続ける」という意味ではなくて、その仕事や職務などに対して自分自身がやりきったか、ということになります。
例えば、コンサルティングのサービスを受けている時にも、
▶そのサービスを受けきったか
▶先生のポテンシャルを吸収しきったか
これらが「やりきった」という意味になります。
「やりきる」の指標化
どこまでいけばやりきったのか?または、やりきっていないのか?という問題が出てきますが、その「やりきった」というのは当然数値化されていません。
今50やりきったから、後は50やりきれば大丈夫。
この仕事はもう100やりきったから辞めても大丈夫。
といったことが言えないのです。
ただ、数値化は出来ないですが、ある感情が出てくることによって、「やりきった」は数字で測ることより大きな意味を持ちます。
それは何かというと、感謝の気持ちなんです。
「感謝の気持ち、たったそれだけ?」と思いましたか?
でも心から感謝の気持ちを持つと「何かのせいには出来なくなる」のです。
例えば、
- 自分はこの職場にいたことで、こういう人間的成長ができた
- こういう学びが出来て、多くの人達と繋がることができた
- さよならだけれどもありがとう
といったように、勤めていた職場を辞めるとなった時に、感謝の気持ちが出てくるかどうかが重要です。
私のお仕事でも同じことが言えます
…ちなみに、私のお仕事であるコンサルティングも同じようなことが言えます。
例え良い結果が出せなかったとしても、「結果を出せなかった」という結果が出たことで、こういう風にすると結果が出ない、ということが身をもって分かった。
それに対して感謝の気持ちを持っており、感謝の言葉が出てくるかどうかなんです。
つまり、どこまでやりきったかを数値化は出来ないですが、感謝の気持ちや言葉が出てくるということが、やりきったでいうところの100を超えている段階なのです。
ですから、
- 上司のせいで~
- あの講師の教え方のせいで~
- メンターの指導のせいで~
- 会社の方針のせいで~
などのような不平不満が出ているうちは、あなたはまだやりきっていないのです。
感謝の気持ちを忘れない
ここまでお伝えしたように不平不満が出ている時はやりきれていない。
…ですが、では、感謝の気持ちが出てこないから会社を辞めてはダメなのか、コンサルティングを受講し続ければ良いのか、というとそういう事ではないです。
その「気持ちの持ち方」だということなんですよね。
感謝の気持ち、ありがとうの気持ちが出てくるまでやりきれるかどうか、というのがやりきったかを見る上で一つの大きなポイントになります。
仕事やコンサルティング、習い事もそうですし、全てにおいて当てはまります。
「やりきった」というとき、この先生とはさようならなんだと。
さようならなんだけどありがとう、だと。
私はここに入ったことによって結果は作れなかったかもしれないけれど、「”結果を作れなかった”という結果」を出せて、かつ○○をすると○○ということになってしまうんだ、というのを身をもって分かった。
それに対して感謝である。
という言葉が出てくるかどうかなんですよね。
やりきった!というとき。あなたは、さようならとありがとうの感情が出てきますか?
今日は、「”○○のせい”では、成長できない」についてお話ししました。
ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!
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