世の中の大半の人が「情報の受信」に回っている中、あなたは「情報の発信」の重要さに気づいていますか?
私はいわゆる情報発信や、価値提供というものを仕事にしています。当然ですが、「情報発信・価値提供」をする上で、必ず発信する側と受信する側の二種類に分かれます。
もしあなたが、
- 将来的に個人で働く力を身につけたい
- 自分で自分の商品を売れるようになりたい
- 誰かに影響を与えられる人になりたい
などのように思うなら、必ず発信する側に回るべきだというお話を紹介できればと思います。
実は私も以前はそこまで情報を発信しておらず、むしろ受信する側でした。ただ、事業の失敗をきっかけに売り上げをあげている様々な企業・個人を調べていく中で、この発信する側に回ることの重要さに気付きました。
改めて、これから始まる「”個”の時代」において、発信する側に回る重要性やコツをご紹介します。
全員が受信する側であり、発信する側でもある
まず前提のお話ですが、実はみんな受信する側であり、発信する側でもあるのです。
「どういうこと?」と思うかもしれませんが、例えばあなたはTwitterをしていますか?あなたがTwitterでツイートをする時は、情報を発信する側になっています。もちろん、誰かのツイートを見ている時は情報を受信する側になっています。
シンプルですよね。
これはもちろんTwitterに限らず、LINEでのメッセージのやり取り、会話でのコミュニケーションなど、いろんな場面で人は発信する側にも受信する側にもなります。
テレビや本は見ている側にとっては受信するのみですが、逆にテレビに出演する人や本を書く人は基本的に発信するのみになります。
完全に受信するだけという人も、完全に発信するだけという人も存在しないでしょう。その中で大事なのは、自分自身の受信と発信の比率を意識することです。
発信する側に回るコツ
先ほど「自身の受信と発信の比率を意識する」と伝えました。常に発信の比率を大きくすることを意識しましょう。
参考程度に、私がおすすめするのは「発信8:受信2」くらいの割合で行動することです。
数字的なものでいうのは難しいですけれども、自分の過ごしている時間を考えて「10」あるうちの「8」を発信の時間に使い、「2」を受信の時間に使う。そういったイメージです。
また、「発信する情報が思いつかない」という人にちょっとした裏技をお伝えすると、常に「価値提供をする」ことを考えると良いです。
▼「何かに悩んでいる人・困っている人」に対して
▼「それを救うことができる・解決の糸口になる」ような
▶︎「相手が価値を感じられる」情報を発信する
これを意識すると、情報のネタにも困らず、質も担保されやすいです。
「自分は価値提供を行う発信者側である」という意識を常にもてれば、もう立派な「発信する側」です。
発信する側に回るべき理由、受信する側が危険な理由
気をつけなければいけないのが、この受信と発信の比率が逆転してしまうことです。受信の比率が多いと、もちろん「受信する側」になってしまいます。
「受信する側」というのは、例えばただスマホを眺めてるだけの人や、なんとなくテレビや本を眺めてる、そういう人のことです。
これは決してそういう人たちが悪いとかを言うわけではなく、これって一般の方々なんですね。良い/悪いではなく、世の中は受信する側の人の方が圧倒的に多いです。
「価値提供」というものをあまり考えず、「何かいい情報ないかなー」なんていいながらただスマホを見ていたりテレビやYouTubeを眺めたり…これは大衆の人と変わらない、受信者側の思考になってしまいます。
これをすることでどうなるのかというと、受信ばかりをしていると自身のマネタイズが難しくなり、情報発信・価値提供がしにくくなります。
価値提供ができない人というのは、いわゆる一般の方々と大差がなくなってしまうので、これから始まる「”個”の時代」において厳しい状況に追い込まれる可能性が高いです。
なので、その「10」ある時間のうちの「8」をアウトプットに回していく、という考え方ができると今後生きやすくなるでしょう。
人は誰でも受信する側であり、発信する側であるが、世の中の構図的に受信の比率が大きい人の方が圧倒的に多数です。
その受信する側の人たちに、適切な価値提供をすることで、自分の”個”としての力や影響度が増していきます。そうすることで今後の「”個”の時代」も生きやすくなるでしょう。
そして、発信する側に回ったあとはこの「適切な価値提供」というのが今後は重要になるだろうなと考えています。
- 誰に届けるのか
- どうやって届けるのか
- なぜ届けるのか
それらをしっかり学び、実践して、これからの時代を生き抜いていきましょう。
まとめ
改めて今日のまとめとしては「発信する側に回る」ということ。
発信する側に回るためには、「常に発信者側であるということを意識を持つ」こと。もしくは、「受信者ではない」という認識を持つことが大事という話でした。
そして「発信する」ということは、「価値提供」ということになります。
自分の経験や知識を充分に棚卸をして、困っている人・悩んでいる人・何かの課題を解決したい人・何かの分野で成長したい人…そういう人たちにあなたが価値提供を行う、それを目標として行動していくことで明るい未来を掴めるはずです。
これを書いているのは2020年の7月ですが、まだ世の中わざわしている状況です。
まだ今後の社会の見通しがきかないところもありますが、私たちはその環境をも踏まえて生き延びる術を持っていかないといけません。
自信と誇りを持って、今日も一日過ごしていきましょう。
ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!
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