講師ビジネスを成功させたい人は必見!
5回に分けてお伝えしている
「あなたの情報はもう古い!講師ビジネスの4つの誤解」
今回は4つの誤解のうちの3つ目「強み発掘」について。
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自分の強みを見つけましょうと聞くけど本当に必要なの?
-
そもそも何で強みを見つけましょうと言われているの?
など「強み発掘」について解説していきます。
強み発掘について
私の講座を受けている生徒さんからも
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「自分の強みを明確にしてから進めていきます」
-
「強みを模索中です」
という声を聞くことがあります。
なぜ強みを発掘しようとするのか、強みを明確にしようとするのかというと、
他との違いを見つけて自分のオリジナル性を出そうとしているからです。
そのため、
自分の強みをみつける
↓
サービスを差別化させる
↓
商品が売れやすくなる
という考え方がベースになっているのです。
強み発掘のワナ
自分の強みをサービスに活かすことはもちろん有効です。
ですが、強みとは何かを深掘りしすぎると「強み発掘」という深みにハマっていきます。
私自身も、深みにハマっていく人たちを数多く見てきました。
これはなぜか。
その理由としては答えがないからです。
自分の強みは“1+1=2”というように答えが明確にあるわけではなく、
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状況
-
年齢
-
環境
などに応じて変化する場合があります。
そのため「自分の強みはコレだ!」
と見つけるのは至難の業なのです。
このことから、強みを明確にするために何か月もかかってしまう。
というように本末転倒になってしまう人が多くいるのです。
と考えたときに、売上を立たせるためだと答える人が多い。
ですが強みを見つけることが目的になってしまい、手段が目的になっている人が多いのも事実。
自分の強みを見つけるためにビジネス塾に入っているわけではないが、ビジネスを成功させるためには強みを見つけなければならない。
という誤解をしてしまうと、強みを見つけることで満足してしまい本来の目的から遠ざかってしまうのです。
お客様はあなたの強みを求めていない
そもそもお客様はあなたの強みを求めていません。
なぜかというと、お客様は自分の変化にしか興味がないからです。
あなたのどこに強みがあるのか、というのは二の次。
お客様自身がどのように変われるのか、ということに対して
「こういうサービスを提供できますよ!」
ということが言えないと、差別化が難しくなるのです。
プロダクトアウト
ここでヒントとして、プロダクトアウトとマーケットインについて紹介します。
プロダクトアウトとは、あなたが作ったサービスをどのようにして世の中に売っていくかという方法です。
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自分はこれをやりたい
-
このサービスを広めたい
-
こういった商品を作って売っていきたい
というように、相手のニーズを捉え切れていない状態で
「私のサービスはこれです」というように世の中に広めていく。
そうすると時間やお金、労力がかかるような場合もあります。
マーケットイン
マーケットインとは、世の中のニーズに対してあなたがそのサービスをあてに行くという考え方です。
マーケットイン・プロダクトアウトと二種類ありますが、私がよく推奨しているのはこのマーケットイン。
市場があるところに自分のサービスを落とし込んでいく。
ということは、プロダクトアウトよりも大きく失敗することはないと言えます。
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常に求められている
-
常に成功者がたくさんいる
という環境に自分のサービスを落とし込み、そこで初めて他との差別化を生み出していくわけです。
強みを発掘する前に
今回は強み発掘について解説していきました。
まとめると、
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強みとは何か→答えは無い
-
そもそもお客様はあなたの強みを求めていない
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求められている環境に自分のサービスを落とし込み差別化を図る
ですので、まずはターゲットの求めている課題やニーズに視点を当てる。
そこに自分のサービスを添えるという考え方が、結果を出すために一番良いのではないでしょうか。
「自分の強みって何だろう…」
と悩んでいる人は、まず相手が求めているものは何だろう。
どの市場が盛り上がっているのだろう。
というところに目を向けて見ても良いかもしれません。
次回は「あなたの情報はもう古い!講師ビジネス4つの誤解」の最終回「仕組み化、自動化」について解説します。
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「寝ている間に〇〇万円儲かる!?」
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「自動化すれば老後も安泰!?」
そんなことをよく聞きますが、あなたも明日から自動化させることは可能なのでしょうか。
次回詳しく解説していきます。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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