今回のタイトルにもある「なんちゃらジプシー」ですが、よく聞く言葉として
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セミナージプシー
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自己啓発本ジプシー
があります。
いつまでも似たようなセミナーに通い続けたり、自己啓発本を読み続けたりしている状態で、そこから抜け出せなくなっていることを言います。
いわゆる何かに
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依存している
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ループから抜け出せない
状態です。
私もこのような状態だったことがあるので、とてもよく分かります。
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「このビジネス塾に行ったら成功できるはず」
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「このセミナーに参加すれば問題が解決できるはず」
と考えていました。
ただ、これは巡り巡るだけで状況は何も変わりません。変わるものといえば残金くらいです。
そんな中、私はジプシー状態を抜け出すために「たった一つの思考」があることに辿り着きました。
この思考を身に着けることで、あなたもなんちゃらジプシーから抜け出すことができるでしょう。
今回は「なんちゃらジプシーから抜け出すたった一つの思考法」を解説します。
私がジプシー状態だった時の例
私もかつてセミナージプシーだったことがあります。
決して、無尽蔵にお金があるわけではないのに、29,800円などの安いコンテンツを繰り返し買ってしまうこともありました。
「ちゃんと回収できるだろうか」とソワソワしながら買うものの、購入したことに満足して一回も動画の講義を見ないことさえあったのです。
時には買ったことさえ忘れてしまうこともありました。
クレジットカードの請求書を見て
と気付き、自己嫌悪に陥るのです。
しかも、まぁまぁ良い金額のコンテンツだったこともありました。
しかし、自己嫌悪に陥っているにも関わらず、そこから動画を見ることはなく、また負のループに落ちていきます。
このようにしてジプシー状態が生まれてしまうのです。
これは苦い経験であり、今でもそういう状態が全くないかというとそうとは言い切れません。
しかし、今はもうジプシー状態にはありません。
ジプシー状態を抜け出せたのはある思考に辿り着いたからです。
なんちゃらジプシーから抜け出す方法
私はコンサルティングとして
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講師ビジネス®を始めて約5年
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アカデミーを開始して約2年
になりますが、今でも学び続けています。
何故なら
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情報発信をしている人の新しい手法
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実績を出すためのマーケティング視点
など、色々な見識を学び続ける必要があるからです。
自分をブラッシュアップしたり、最新情報として世の中のトレンドを掴んだりするためにも日進月歩学んでいくことは必要なのです。
私はそれを良い形で購入して生徒さん達にフィードバックするために、目を光らせています。
そして、講師ビジネス®をする中でたくさんの生徒さんの悩みを聞き、失敗事例や成功事例を色々と見てきました。
その中でまさになんちゃらジプシーの渦中にいる人もたくさん見てきたのです。
そして、自分の経験談としても、このなんちゃらジプシーから抜け出せた感覚があるのは「たった一つのこれだ」というところに行き着きました。
それは何かというと「必ずやりきる」です。
本を読む時の例
例えば、本を一冊読む時もやりきることが大切です。
私もたくさんの本を読みますが、途中で止めてしまうことがあります。
しかし、本を一冊買ったら、それを最後まで読みきる癖をつけることが大切なのです。
もちろん本を買うタイミングもあるので、必ずしもという条件にはしていませんが
と決めるのも良いでしょう。
たった一つの思考が大切な理由
これは本だけではなく、セミナーでも同じです。
このようにちゃんとやりきるところまでをやることが、なんちゃらジプシーから抜け出すたった一つの思考法です。
何故なら、やりきらないから
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あれをやる
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これを考える
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それを買う
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この人に相談してみる
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ビジネス塾に入る
と色々なところを転々としてしまいます。
この転々としてしまう理由はやりきっていないことが大半です。
やりきる前に
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「あっちが良いかな」
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「こっちが良いかな」
と浮気をしてしまうのです。
取っ替え引っ替え色々なものに取り組んでも、自分の身にはなりません。
なんちゃらジプシーから抜け出すのが難しくなってしまうのです。
新しいステージに進むために大切なこと
もし、やりきることができれば
に進むことができます。
やりきった先には、必ず新しい場面があるのです。
やりきったからこそ、今回はこうだったという結果から
と自分の中での仮説を立てることができます。
やりきっていないと、また同じ振り出しの地点に戻ってきてしまい、いつまで経っても、同じようなコンテンツや本を買ってしまいます。
だからこそ、やりきることがすごく大事なのです。
いち早く抜け出さなければいけない例外
もちろん例外もあります。
いち早く抜け出さなければいけない状況もあるのです。
実際にはこんなことはあり得ませんが、ビジネス塾で先生から
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暴言を吐かれる
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暴力を振るわれる
といったことがあれば、いち早く抜け出す必要があるでしょう。
このようなことはほぼ起こりませんが、もしこのような状況になったらいち早く抜け出すことも大切です。
もちろん基本的には信用できるビジネス塾に入ったら、そこでちゃんとやりきりましょう。
この考え方はセミナーや本でも同じです。
このやりきるというスタンスができないとジプシーから抜け出すことはできません。
講師ビジネス®をしている人が持つべき視点
ここで、特に講師ビジネス®をしている人に持っていてもらいたい視点があるので、お伝えします。
講師ビジネス®をしていると、少なからず生徒さんを抱えている状況です。
効果効能をしっかりと与えるために生徒さんがジプシー状態から抜け出す状況を作りましょう。
もちろんカリキュラムやプログラムなど、内容そのものを良くするためにクオリティを高めることも大切なことです。
しかし、実はそれよりも
が大切なのです。
環境というのは、例えば、生徒さんが「プログラムができました」という時にプログラムをフィードバックする環境があります。
プログラムをフィードバックする環境は、ただ「受講してね」というものではなく、
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フィードバックをする機会
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フィードバックのタイミング
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フィードバックのやり方
などがあります。
こういったものをちゃんと考えて生徒さんに提供していかないと生徒さんもジプシー状態から抜け出しにくくなってしまうのです。
講師と生徒の責任は50:50
だからここはある種、講師側にも責任があります。
どこまでいっても、講師と生徒の責任は50:50です。
その生徒さんだけではなく、講師の問題でもあるのです。
だからこそ、生徒さんがビジネスジプシーから抜け出せる環境を作ってあげることが重要になります。
これは、今はまだ生徒さんを抱えていない「今から講師ビジネス®をしよう」と思っている人も同じです。
今からしようとしている状態の人もいずれは生徒さんを抱えるでしょう。
自分の何かを教えていくことになるわけですから
を考えながら進める必要があります。
生徒さんがセミナージプシーから抜け出せる環境を作りながら、講師ビジネス®をしていきましょう。
まとめ
今回は「なんちゃらジプシーから抜け出すたった一つの思考」を解説しました。
まずはあなた自身がジプシー状態から抜け出す必要があります。
そして、今度は講師ビジネス®をする中で、生徒さんのジプシー状態をどのように解消してあげられるかを考えていきましょう。
生徒さんがジプシー状態から抜け出す環境を作ることが講師として重要になります。
これが考えられると講師ビジネス®の発展にも繋がっていくのです。
まずはあなた自身がなんちゃらジプシーから抜け出せることを願っています。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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