あなたが「自分の商品やアイデアを広めたい」という時に、オンラインコンテンツは欠かせないものになります。
現在もオンラインコンテンツはバージョンアップを繰り返し、成長しています。
しかし、実は「オンライン化をさせる」だけではあなたの商品の良さは伝わりません。
では一体どうすればいいのか?
オンラインコンテンツ化に加えて「付加価値をつけること」が重要になります。
本日は『オンライン化のその先』というテーマでお話させていただきます。
「病院」でもオンライン化が進んでいる
普段、SNSを見てあなたはどのような変化を感じていますか?
私は、ウィルスが流行りだしたことによりオンライン化が非常に顕著になってきていると感じています。
先日、とある病院の先生とホームページの打ち合わせをしました。
そこで私は、病院の初診もオンライン受診が可能であるということを知りました。
ということは、院内の詳しいルールは分かりませんが、医者や患者がスマホでも病状や検診結果を見ることができる、ということになります。
例えば、
- 熱が出て病院に行く
- 付き添いで病院に行く
- 定期的な薬を貰う
といった場合、リスクがあるような場所に行きたくないと感じる人も少なくありません。
そこで、オンラインでの診断が可能であればオンラインで診察を受けて、薬局には行くしかないので行く、という人が増えていきます。
このように、オンライン化が進むことで私達は病院に行くリスクを避けることができますが、オンライン対応ができない病院は売上が下がってしまう一方です。
オンライン化は今後のビジネスにおいて避けては通れない1つの道になってきています。
動画コンテンツの差別化について
先程は、病院でもオンライン化が進んでいるという話でしたが、話を少し戻します。
私がSNSを見ていて一番顕著に思ったのは、フィットネス系。例えば、
- 筋トレ
- ダイエット
- ヨガ
といった、インストラクターがこぞって画面の中で、「こういう風にやって~」と、画面を見ながらやりましょうという動画がありますよね。
しかし、表現を選ばずに言えば私から見るとそれは、少し滑稽に映っているように思えてしまうのです。
どういうことかというと、結局私たちは画面越しでしかインストラクターの体を動かしている様子を見ることができません。
つまり、私たち利用者側から見ると画面越しに見ているその先生が凄いのかも知れないですが、ほぼ全員同じことをしているようにしか見えないのです。
空気感が伝わってきませんし、何か凄いことを伝えようとしているのですが、スマホ越しであると差を感じません。
価値の差を感じないわけです。
…では、ダイエットプログラムや体を動かす系のプログラムを作ろうとした場合、冒頭でお伝えした「オンライン化というものを進めれば良いのか?」というと決してそうではありません。
なぜなら、全員同じように見えるからです。
いわゆる付加価値や価値の提供という目線で見たときに、選ばれる要素というのが全く無くなってしまいます。
「付加価値」で価値の差を作る
何十年インストラクターをしている、○○という資格を持っている、といっても画面越しに映像を見ても、効果が二ヶ月かかるところが半分の一か月ですぐ身体が良くなるということはありません。
では、どうすればいいのか。
ここでは「付加価値のつけ方」がポイントになります。
その中でも一つ、「コミュニティ化」による付加価値のつけ方が重要です。
コミュニティ化による付加価値のつけ方
私が主宰している『ヴィジョンブランディングアカデミー』で例えると、このコミュニティに入っている方々は皆、前を向いており非常に成長志向が高いです。
「皆で良くなっていく」という考え方を持っているため、良い情報が入ったら共有しあいます。
また、こういうことを皆で手伝ってほしいと伝えれば協力してくれたり、集客を手伝います、という声も多いです。
つまり、自分が困ったときは助けてくれるし、自分が困っていないときも、いつでも助け合える環境があるわけです。
この前、コミュニティに参加しているAさんが「早起き出来なくて困っています」と言っていました。
それをBさんに相談すると、早く起きられるようになるために、こういうことやってみたらどうか、と提案がありAさんは実行しました。
そして今、Aさんは早起きをしているわけではないのですが、毎日のスケジュールを管理することで生活が良くなってきたとおっしゃっていました。
私はそれを聞いたとき凄く嬉しかったんです。
私は『ヴィジョンブランディングアカデミー』に関して元々、コミュニティを作るという意図した考えはありませんでした。
それこそ、十人弱のコミュニティでスタートしました。
しかし、数十名という人数になったこのコミュニティを今「どのように育てあげれば良いのか」と考えたとき、良い方々との巡り合わせというものが大きな強みであると感じたのです。
そこに気付いてからはコミュニティの価値として相乗効果が高まってきたわけです。
結果だけじゃなく、自分自身を変えられるのがコミュニティの良さ
そこで私はAさんに「コミュニティに入って売上が上がった」ということよりも、「このコミュニティに入ったことで生活がこういう風になった」ということを発信してほしいと伝えました。
生活がこういう風になったというのは、Aさんでいう「早起きが出来るようになった」ことや、それによって「一日のスケジュールを組むようになった」ということです。
単純に「売上が上がりました」という話だけだと、売上を上げる塾やコンサルタントとか他にも沢山いるため、価値は高まりません。
また、私がオンラインだけを教えているとか、売上が上がることだけを教えているというと、他にもライバルが大勢いるため差別化ができません。
つまり、そこだけを売りに押していくと負けの一択になってしまうのです。
まとめ
改めて、ビジネスを展開している・展開したいと思っているあなたにお伝えしたいのは「オンライン化」というのは必須であるということです。
しかし、オンラインが全てだと思っていると、皆がやり始めて皆が必須の状態で捉えたら「オンラインの先生」といっても一切響かないわけです。
ですから私達は「オンラインが必須」と分かっている以上、次の何かの価値提供、何かの付加価値、というものを視野にいれておかなければなりません。
今日伝えたかったのは、その付加価値について先を考えるという部分です。
今現在は、オンラインというのは差別化の要素になっていますが、少し視点を先にするとオンラインは標準化されます。
そして、その次の価値というものが何なのかということが問われてきます。
ですので、あなたがコンテンツを作るというときには、なるべく視点を前に持っていって考えてみましょう。次の価値が見えてくるかもしれません。
今日は「オンライン化のその先」についてお話しました。
ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!
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