講師ビジネスをしていると、キャッチコピーや肩書きを決めることがあります。
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〇〇の専門家
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〇〇コンサルタント
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〇〇デザイナー
など色々ありますよね。
確かにこういったキャッチコピーや肩書きがあった方が自己紹介するときに表現しやすいです。
しかし “肩書きを決めること” をゴールにしてしまうと、
肩書き迷走になる場合があります。
そこで今回は「ビジネスで必要なのは、肩書きではなく生き方」というテーマでお話をします。
肩書きの効果
私は個人・法人とコンサルティングを行っていますが、主に個人の方から肩書きを決めたいと相談を受けることが多いです。
そのときは相談にのりますが、
ということをよく考えないといけません。
厳しい言い方をすると、肩書きというのは私から言わせるとお飾り程度のもの。
肩書きを決めたからといって売上が何十倍にもなるとか、セミナーをしたところ急に集客がかかるといった効果はありません。
どちらかというと、自分自身が納得したいために肩書きをつけたいという方が多い。
これは良い悪いの話ではなく、肩書きを決めるため自分視点になっているということ。
自分が満足したいということです。
顧客目線で話をしていないので、自分が納得するために肩書きをつけたい。
ということから、肩書きを名乗ったところで集客効果が出るということはほぼ皆無と言えるのです。
肩書きの意味を理解する
先ほどは、肩書きを名乗ったところで集客効果が出ることは皆無だと言いました。
ですが「自分が前に進むために肩書きをつけたい!」というのは私も分かっています。
分かっているので、肩書きをつけたいという人に対して
ということは言いません。
しかし意味を理解していないと、あぁでもない。こうでもない。と、自分のキャッチコピーや肩書きをコロコロ変えてしまう。
このように、肩書きをつけることの本当の意味を理解しないと肩書き迷走になります。
私は講師ビジネスという形でコンサルティングを始めて6年近く経ちますが、
私自身の経験も踏まえるとキャッチコピーや肩書きを決める前に「生き方」を決めた方が肩書きが決めやすいと言えます。
講師ビジネスでいうところの生き方というのは何か?
それは、コンセプトのことです。
いきなり「生き方=コンセプト」だと強引に結びつけましたが、
生き方は、自分がビジネスをする上で誰のどんな悩み事をどういう風に解決するのかということが自分の生き方とリンクしてくるわけです。
コンセプトを決める
私はよく「講師ビジネスというのは、ちょっとだけ先輩ビジネスですよ」
ということを伝えています。
ちょっとだけ先輩ということは、自分が経験してきたことや知識を価値にする。
その価値に対してお金をいただいて、誰かの困りごとを解決するというところがビジネスになるわけです。
飾り物のように「何となく肩書きを名乗りたい」という人も、それはそれで良い。
良いのですが、コンセプトをしっかりと決める。
コンセプトを決めるということは生き方を決めるということ。
自分の中でしっかりとした軸を持つことができなければ、講師ビジネスで情報発信はできません。
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セールスを学ぶ
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SEO対策の方法
LINE公式のどうのこうの…。といった枝葉のことを学んだとしても、
コンセプトが決まっていなければ何の意味も持たないということ。
肩書きではなく、生き方を決めろ
今回の話をまとめると…
肩書きを決めたいという人は、生き方を決めた方が効率よく決められると言えます。
講師ビジネスをしていて、肩書きで迷っているのであればあなたの今までの生き方・経験・知識・ノウハウそういったものをすべてまとめて棚卸しをしてみましょう。
そして、誰のどんな悩み事を解決できるかと自分の中でしっかりと落とし込みをすることで肩書きが見えてきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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