ピンチはチャンス。
この言葉は誰しもが聞いたことがあるでしょう。
私も過去に「ピンチはチャンスだ!」という心持ちをしていました。
しかしこの仕事を始めて多くの方とお会いしてから、新たな考え方や生活感を知り
「ピンチはチャンスって本当なのかな?」
と思うようになりました。
そこで今回は「ピンチはチャンスの落とし穴」ということで最終的に私がどのように捉えたのかということを共有していきます。
ピンチもチャンスも無い!?
「ピンチはチャンス」
前向きに捉えられる言葉です。
ですが中には、ピンチはチャンスという考え方があるからピンチのときに
と捉えている人もいるのではないでしょうか。
一方で、私が見てきた経営者や結果を出している方々は
という考え方の人が多かったのです。
何か起きたことに対して
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「うわ、ピンチだな」
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「これはラッキー!チャンスだな!」
という風には思っていない。
無感情ではなく、嬉しいなとか残念だなという人間的感情として思うことはあるでしょう。
でもこれはピンチだ、あれはチャンスだというように、感情としての捉え方を一切しないということを私は分かってきたのです。
ピンチはピンチ、チャンスはチャンス
私はまだ未熟な部分があるので「これは、ヤバいなぁ」と思うことがあります。
ただ、以前までは「ヤバいなぁ」ということを長期間抱えていることが多かったのですが、何日にも渡ってそれを考え続けることはなくなりました。
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「あれ、どうしようかな」
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「こうしたら良くなるかな」
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「ピンチはチャンスというからな…。ここはニコッとしておこうか…。」
というように、心では泣いているのに苦し紛れの笑顔をつくって自分に嘘をついていました。
ですが、苦しいものは苦しい。
笑顔を無理矢理つくったとしても自分に嘘ついている。
それは自分が一番分かっていました。
ピンチはピンチ。
チャンスはチャンス。
成果を上げている経営者の方々はこのように捉えています。
そして起きたことに対して、冷静に着実にPDCAを回していく。
感情が揺さぶられるようなこともありますが、冷静になって
と発想の転換をしていくということが重要だと分かってきたのです。
成功者のマインドは「全部チャンス」
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「ピンチはピンチ」
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「チャンスはチャンス」
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「冷静にPDCAをまわす」
これらが理解できて腑に落ちたとき、心の浮き沈みや感情の揺れ動きが少なくなりました。
安定しているというか、一喜一憂しない。
これは矛盾している表現かもしれませんが、経営者の方々は全部チャンスだと思っている人が多い。
何でもチャンス。
全部チャンス。
起きることすべてがチャンス。
ピンチがあってチャンスがあるのではなく、すべてチャンスという考え方。
もう少しスピリチュアル的に言うとギフトという言い方をします。
全部がギフト。
そのため、一喜一憂しないということがいえます。
全部ギフトだから、ありがとうという考え方なのです。
一喜一憂しない
一喜一憂しないということで、実際にあった出来事をお伝えします。
私のアカデミーの生徒さんがセミナーを募集したときに、申し込みがゼロだったということがありました。
これに対しては色んな要因がありました。
そのうちの一つをお話をすると、募集告知が一週間前だったという点。
これはタイトすぎるなと感じました。
コンセプト、募集内容、発信する内容など色々要因はありますが、
一つの大きなポイントとして、一週間前に告知してしまったというところ。
それを言いたいのではなくて今回は、その生徒さんはすぐに状態を持ち直そうとして
というように、ゼロだったことに悲観せずどんどん前向きに聞いてきてくれたのです。
その人のスタンスを見たときに、さすがだなと思いました。
申込者数がゼロだったということに対して、
と言っても、これは私が前向きなマインドを持っているから言えるけれども
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「凹んですみません、セミナーやれないです」
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「悲しさに耐えきれないです」
という人もいるでしょう。
でもその生徒さんは、前向きに質問もしてくださり情報発信も続けている。
これは私が教えて何とかなる部分ではありません。
現象一つ一つをしっかり受け止めて、どのようにすれば効果が上がるか。
パフォーマンスが一番良くなるか。
と考えたときに、一喜一憂しないことが重要なのです。
ピンチはチャンスの落とし穴
今回のテーマ「ピンチはチャンスの落とし穴」について。
引き寄せの法則ではないですが、ピンチが来そうだと思うとどんどんピンチが来ます。
ピンチが来てほしいと思うと、
「じゃぁピンチいっぱいあげるよ」
という風に神様がピンチを与えるかもしれない。
でも私は何かそんな感じがしています。
ピンチはチャンスと言えばいうほどピンチが訪れる。
ということは、私はピンチはいらないよ。
なぜなら全部チャンスだから。
全部ギフトだから。
ですので今回のセミナーゼロだったけれどもすごく前向きな生徒さんは、確実に成功すると言えます。
なぜならPDCAを繰り返して少しずつ積み上げているから。
ゼロだったという結果を武器にして次に何をやったらいいかと次の段階へ進んでいるからです。
ゼロだったというところで辞めてしまうからゼロという結果で終わってしまう。
これは日々私たちがトライアンドエラーを重ね、PDCAをまわすのにすごく必要な思考です。
ということで今日は「ピンチはチャンスの落とし穴」についてお話をしました。
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