ブランドは、足し算じゃなく引き算で作る

あなたはブランドメイクをする上で
「あれもやらなきゃ」
「これもやらなきゃ」
そんな風に焦ってはいませんか?

もちろん、様々なことを取り入れて自身のできる幅を広げることは大切なことです。

しかし、もしあなたがブランドメイクを上手くできていないのであれば、大事な考え方が一つ抜けている可能性があります。

単純ではありますがコアになる部分である、「最初にやるべきこと」を行うとあなたのブランドメイクも上手くいくかもしれません。

今回は「ブランドは、足し算じゃなく引き算で作る」という内容をお伝えしていきます。

サービスが溢れる世の中で選ばれるために必要なブランド

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自分の商品やサービスをブランドにしようと考えたとき、「ブランドを作りたい」というよりも「自分自身の価値を高めたい」はずです。

そもそもブランドはなぜ必要なのか?ということについては、私が常日頃お伝えしていることです。

改めて簡単に説明します。

現在あらゆるサービスや商品が世の中に溢れている状況です。

商品A・ 商品B・ サービスC・サービスD…など、様々な似ている商品やサービスがあり区別がほとんどつきません

その中から商品やサービスを選ぶときには、商品同士を比べて

  • 届くスピードが早い
  • 安い価格で購入できる
  • 自分の家や職場などに近い

といった点で私たちは商品を選んでいます。

ただ、これは低単価の商品を選ぶときのことです。

一方高単価の商品を選ぶときにはどうでしょうか?

ここでブランド力・ブランディングが重要になるのです。

このブランドを築く上で
「自分の情報発信を毎日するべき」
「継続性を持って取り組むことが自分のブランドになる」
ということを私はいつもお伝えしています。

私はこのブランディングについてのコンサルの仕事をしています。

このようにブランディングについて私は多角的方面から取り扱っていますが、個人・法人関係なく最初に教えるブランディング方法をあなたに教えます。

ブランディングは足し算ではなく引き算

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それではブランドメイクの話に入っていきます。

ブランドメイクの極意は、足し算ではなく引き算です。

多くの人は、ブランドやブランディングに見た目を変える・キレイにする・新しいものを取り入れるというイメージを持っています。

しかし引き算ではなく足し算として考えて、見た目や表面や今あるものを磨いていくイメージです。

見た目や表面を磨くということはブランディングの中の1つの要素であって、「見た目を変えること=ブランディング」ではないのです。

最初からあれこれつ付け足すのではなく、まずは足し算ではなく引き算としてブランドメイクをすることが重要になります。

全てを削ぎ落してコアの部分にブランディングしていく

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私が法人のブランディングをする際に最初に行っていることは、不要な部分を削ぎ落してコアの部分を見つけるということです。

具体的にいうと、コアの部分を見つけるために「まずは自社としては何が不要であるのか?」という部分を考えていきます。

これから進めることに対して

  • 今いらないもの
  • 不要なもの
  • 足枷になっているもの

を削ぎ落していきます。

さらに「よくわからないけど理由なくやっていること」を削ぎ落し、それでも残ったコアになっているものを見つけていくのです。

そしてコアになっているものに対してブランディングを行います。

あなたのコアメッセージを知る方法

今から紹介する方法は、私が法人のコンサルティングで行っている方法ですが、個人のコンサルティングでも全く同じ方法でコアメッセージを知ることができます。

ここで一度あなたのコアを考えてみましょう。

  • 自分の中のアイデンティティは何か?
  • これだけは守りたいというものは何か?

ということを考えていくことであなたのコアメッセージに繋がっていきます。

まず最初にすることは
「これもしたい」
「あれもできる」
という何かプラスのことをどんどん付け足していくことではないのです。

ただ、決してあなたのブランディングを考えたときに「あれもする」「これもする」という考え方がダメということではありません。

まずは周りのものを削ぎ落して、これ以外は僅差で選ぶのが難しいけど「これ以外はいらない」というものを見つけてみてください

もう本当に「これだけで良い」というものを絞り込んで見つけていくことで、あなたの一番のコアメッセージを知ることができます。

私のコアメッセージの例

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あらゆるものを削ぎ落していった結果、最後に行き着くメッセージは何か?私の例をお話します。

私が最後に行き着くところは、子どもから「自分の父親から生まれて良かった」と思ってもらうというところです。

私の場合は「子どもに誇れる世の中を残したい」ということが最終的なコアメッセージになります。

さらにこれを実現するためにはどうしたら良いのか?と考えていくと、自分の伝えたいメッセージが何かわかります。

例えば私は自分の小さなエリアである庄司家だけを守るということだけではなく、自分に関わる人たちを豊かにしていきたいのです。

自分に関わる人たちを豊かにしていき、その人たちからまた豊かさが電波のように循環する、ということを私はイメージしています。

なので私は様々な資格や免許を取って新しいことに挑戦し続けるということはしません。

大事なのはこのコアメッセージに基づいた行動をしていくということです。

何屋さんかわからなくても良い

色々なものを削ぎ落としたデメリットやリスクとして、何屋さんかわからなくなるという点があります。

これはブランドメイクの中では逆レバレッジと呼ばれるものです。

私自身「何屋さんなのかわからない」とよく言われますが、私は「庄司ブランド」と名付けて私の生き様を世の中に情報発信しています。

そうすることによって「庄司は何者かわからないけど庄司は庄司だよね」というものを作っています。

私は私の息子や娘から見て「親父は何者でもなくて親父は親父だった」というブランドを築きたいのです。

なので私は「何屋さんかわからない」と言われても良いと思っています。

しかし私が行っているコンサルティングという仕事は、顧客に沿ったニーズの打つところを改善していくというものです。

ここでコアの部分がポイントとなってきます。

それは私はコンサルティング自体がしたいわけではないということです。

私のコアは私の身の回りを豊かにしてその先の関わってくれる人を豊かにして好影響の電波を循環させていきたい。そのため私には今の「庄司ブランド」が合っています。

まずは削ぎ落す作業からしてみる

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あなたの中にも「これもしなきゃ」「あれもしなきゃ」という思いが当然あるはずです。

その行動自体は悪いことではありませんが、ここで一度自分の中でシンプルに削ぎ落とす作業をしてみましょう。

これは頭の中で行う作業でも大丈夫です。

自分にとって一番大切なもの以外を全部削ぎ落したときに、一体自分の中で何が残るのか?考えてみましょう。

最後に残ったものはコアメッセージであり一番大切にしたいものであり自分のアイデンティティです。

その見つかったアイデンティティは、二度と変わることのない自身の行動を決める大きな指針になります。

情報に対して柔軟に対応することも大切

今までコアの部分に注目してきましたが、今度はあなたが削ぎ落したものを確認してみてください。

一番大切なもの以外は
・固執
・意固地
・固定概念
・思い込み
・勘違い
というものが多いです。

そこをいかに世の中の変化に対応して柔軟に受け入れていく、教えてもらう姿勢を準備していくかが大切なことになります。

今世界がものすごいスピードで変わりつつありますが、私たちには情報に対して「そういうことなのか」と素直に受け止める姿勢が求められています。

そういったことをずっと繰り返し、あなた自身のコアメッセージに組み込むことであなただけのブランドを作ることができるのです。

まとめ

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ブランドメイクをするためには情報発信だけをバンバンすれば良いというわけではありません。

自分の中のインナーブランディングが必須になります。

「自分は何者なのか?」ということを浸透させずに小手先の文字だけで何かを伝えようとしてもそれは伝わりません。

自分の中で「こういう人間である」というコアメッセージをちゃんと自分自身が理解することによってブランドは築かれていきます。

これは法人でも同様で、自社で何が最終的に残るのか?というコアメッセージを基にどんどんコアを広げていきます。

みなさんも自身のコアメッセージを見つけてみてくださいね。

ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!

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