突然ですが、お客様にサービスの良さを伝えるためには何が必要だと思いますか?
サービスの質や認知度、良さを伝えるための発信活動など挙げられますが、お客様に認知されるためにはある“矛盾メソッド”が効果的です。
「SNSで発信しているのに上手くいかない」
「自分のサービスを多くの人に知ってもらいたい」
という人はこの記事を読むことで“矛盾メソッド”を理解し、キャッチコピーやタイトルを作りたくなるでしょう。
そこで今回は「マーケティングは、うそ、大袈裟、紛らわしいが成功の秘訣だった?! 矛盾メソッド(の極意)」というテーマでお話したいと思います。
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認知的不協和について
この「矛盾メソッド」については「認知的不協和」を活用します。
認知的不協和とは、人が何らかの矛盾を感じたときに覚える不快感のことで、人はその不快感を解決するためになんらかの理由をつけます。
【認知的不協和の例】
・タバコは身体に悪いと知っているけど吸っている(矛盾)
→「ストレス解消のため」
「タバコミュニケーションとして相手との関係を築くため」
「タバコを吸っても長生きしている人もいる」
などのように矛盾を解決しようとする。
・試験勉強をしないと思っているが遊びたい(矛盾)
→「試験直前に勉強すれば間に合う」
「試験に落ちても死ぬことはない」
「今しか遊ぶ時間はない!」
などのように矛盾を解決しようとする。
このように「自分の考えと事実に差がある時に感じる不快感」を認知的不協和といいますが、人は矛盾に遭遇したときにそのままの状態にしておくことを嫌がるためこのような現象が起きます。
矛盾という言葉の成り立ちは盾と矛からきており、つじつまが合わないという意味をさします。
そしてこの矛盾点を解決しようと考えようとする「認知的不協和」は心理学の一つでもありますが、コピーライティングやマーケティングを含め多くのビジネスシーンで多く取り入れられています。
※記事の最後には認知的不協和を用いたコピーライティングの作り方をお伝えします。
認知的不協和を用いたタイトルの活用
認知的不協和はよく本のタイトルで用いられます。
タイトルに活用することでキャッチコピーが出来上がり、それを相手の頭にイメージさせたときに
「なんだか気になるぞ」
「中身はどうなんだ?」
と思ってもらえるからです。
そのため、本を手に取らせるように認知的不協和を用いてタイトルが付けられていることが多いのです。
例えば…
- 好きなだけ食べているのに〇ヵ月で20㎏瘦せた禁断のダイエット方法
- 東大に合格するには勉強をやめなさい
- 100円のコーラを1000円で売る方法
- 長生きしたいのなら病院へ行くな
というように「どういうことだ?」と思わせるタイトルにすることで手に取ってもらう確率が上がります。
タイトルに不協和があり、それを解決するために本の中身を読んでもらうという手法です。
これは自分の都合のいい解釈を持っていることで成り立っています。
例えば「砂糖は甘い」という事実の解釈があるとします。
これを「砂糖は甘くない」というように相反する言葉でぶつけてあげることで不協和になります。
これは私でいうところの
「売れたければマーケティングを学ぶな」
という主張にも当てはまります。
マーケティングは集客活動において必須の動きですが、これをやるなと否定する。
売れたければマーケティングをするなということを提唱しているわけです。
では何をするのかといえば
- まず自分を見直す
- 自分のコア(中心にある考え)を見つける
マーケティングを学ぶより、自分の中にある答えを出すことを第一に考えます。
これは外に答えを求めに行くなという提唱になるわけです。
本を出す出さないにしても、不協和をつくるということであれば「売れたければマーケティングを学ぶな」のようにフレーズをいくつか考えてみるのも良いでしょう。
認知的不協和を用いたコピーライティングの作り方
キャッチコピーやマーケティングの成功の極意は「嘘・大袈裟・紛らわしい」を上手く活用することです。
ですが本当に噓をついたり、大袈裟過ぎたり噓に近いフレーズを用いたりすることは信用・信頼に影響します。
そのため「嘘・大袈裟・紛らわしい」フレーズの限界ギリギリをいく必要があります。
前置きが長くなりましたが、ここでは認知的不協和を用いたコピーライティングの作り方をお伝えしたいと思います。
まずはじめに認知的不協和を用いたコピーライティングの式をお伝えします。
【コピーライティングの公式】
人々が持っている常識+接続詞+常識とは異なる新事実
接続詞には
・~しながら
・~したければ
・~でも
・~けど
・~なら
のような言葉が入ります。
【例】
・長生きしたいのなら病院へ行くな
・週二日労働でも月収100万円稼げる
・寝ながらダイエット
・60歳でもプルプルな肌が手に入れられる
ここでポイントとなるのは、常識とは異なる新しい事実です。
読み手の常識とはかけ離れた内容を入れることによって「あれ!?どういうことだ」と思わせることができます。
先ほどは「東大に合格するには勉強をやめなさい」という例もあげましたが「東大に行くなら毎日10時間勉強しなさい」というタイトルの方が自然です。
ところが、
「東大に行くなら10時間勉強しろ」
「東大に行くなら勉強するな」
どちらが目を引くでしょうか?
これはどちらの事実が正しいのかという話ではなくて、東大に行くなら毎日10時間勉強するというのは一般的に考えてそりゃそうだと思われます。
でも東大に行くなら勉強するなと言われたときに「えっ!?」となるわけです。
その内容は何なのかと中身を見たときに「なるほど」と思われる内容であれば、あなたのコンテンツが買ってもらえます。
認知的不協和+根拠のある中身を提供しよう
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ここまで読んでもらっている人はある程度タイトルの作り方は分かっていただけたかと思いますが、もちろん何の根拠もないのに噓をついてはいけません。
「東大に合格するには勉強をやめなさい」のように不協和の度合いが大きければ大きいほど受け手の気を引くとこができます。
そのため、なるほどと思ってもらえる内容にするには、根拠が必要になります。
今回のタイトルでもある「マーケティングは、うそ、大袈裟、紛らわしいが成功の秘訣」ですが、なんどもお伝えしているように限界を超えたような表現、誇大広告はNGです。
けれどもギリギリを攻める。ギリギリのラインで表現をして、矛盾を生じさせる認知的不協和を用いたフレーズをぜひ参考にしていただきたいなと思います。
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