個別面談に、他のビジネス塾に参加している人が来たらどう対応しますか…?

今回は、私のアカデミーにいる生徒さんから相談を受けることが多かった、こちらのタイトルにしました。

すでに自分のサービスを持っていて、個別面談まで誘導はできたものの

「個別面談をしようとしているが、面談者がすでに別のサービスを利用している」

という場合、どのように対応すれば良いのか?ということです。

結構、突っ込んだ質問ですよね。

ですが、今回はしっかりと解説していきます。

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どのように対応すれば良いか

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今回の話はまだ商品ができていないという人に対して、少し距離のある話かもしれません。

ただ、いずれにしても講師ビジネスを目指している人はこの話に直面する時がくるので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

「個別面談に、他のビジネス塾に参加している人が来たらどう対応しますか…?」という質問に対してズバリ言います。

答えを一言で伝えるなら「知らんがな!」という話になります。

そんな投げやりな回答ではなく、ここから詳しく解説します

例えば、あなたがどこかの学校の校長先生だとします。

そこで、昨日まで違う高校にいた生徒が仮にあなたの学校に転校してきたとしましょう。

その生徒さんが

「昨日までいた私の学校ではこうだった」
「だからここに新しく入ってきた時にルールが違うから困る」

と言われた場合、あなたが校長先生だったらどう思いますか?

「あ、そうなのね。うちはこうだけど?」

という風に思うのではないでしょうか。

私としても、それと全く同じ感覚なわけです。

「そうなの?他のビジネス塾ではそうだったんだね」

「でもうちではこうだよ。」

ということです。

今回は個別面談ということなので“学校に入る前”の話。

先ほどは学校に入った後の例え話をしました。

個別面談をする側の心理

他のビジネス塾に参加している人が個別面談に来た場合、私はこう思っていました。

他のビジネス塾に参加しているのに…

  1. →さらに私に投資をするお金はあるのかという心配
  2. →私の教えることに取り組む時間はあるのだろうかという心配
  3. →個別面談に参加するということは情報を盗みに来ているスパイなのかという心配

こういった心配事があげられます。

このあたりを考えますが、お金の心配・時間の心配・情報がどう扱われるかの心配。

実は余計なお世話ですよという話です。

お金を出す必要があると思ったのであれば出すでしょうし、必要だと思ったら時間を作るでしょう。

情報も「この人から学びたい!」と思ったらどのように扱うのかが決まるでしょうから、総じてビジネス塾に入っていようがいまいが、面談で伝えることは変わらないのです。

面談で伝えること

ビジネス塾に入っているのに、個別面談に来た。

ということは、現状に何か課題を感じていたり、悩みが解消し切れていないという状態。

それをどうにかしたくて行動にしているというわけです。

ですから、むしろ丁寧に課題や悩みに向き合ってあげて、ヒアリングしてあげればあとは他の塾に入ってるか入ってないのかは関係なしということが言えます。

むしろ私が個別面談で問うことは

「〇〇塾に入って何を解消(解決)しようとしていたのですか?」

ということです。

そうするとこれは応えとして一例ですけれども

「マーケティングのやり方を勉強したくて…」

という回答が来たりするわけですね。

そうすると私は相手の“負のループから抜け出せない真の理由”を知っているので、真の理由や原因を伝えます。

確かにマーケティングのやり方を学ぶということも大事。

マーケティングでいうと、例えばFacebookライブをやりましょうとかFacebookグループを作りましょうとか、LINEで集客しましょう。というのも、もちろん大事。

大事だし、私もそういうことは最終的に教えたりする。

けれども、それらは枝葉のことであって、そもそもあなたのブランドの価値が深まっていき、売上が拡大していくメインサービス。

私でいうところの“コアサービス”は確立しているんですか?

と問います。

この部分が確立できていないと、今学んでいるマーケティングの知識もザルに水を入れているように何も蓄積されていかないという真の原因を伝えます。

選択肢が増えると迷う時間も増える

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これまでお話したことは、ビジネス塾の良し悪しの話ではありません。

優先順位の話です。

今やらないといけないことは何なのか。

得たい未来を掴むために今やらないといけないことは何なのか。

他のビジネス塾にいることなのか。

または私が提案した「自分のブランド価値が高まり、拡大し続ける講師ビジネスの基礎を作るため」に私のアカデミーに入るのか。

後はご自身で決めてください、という話です。

そのため、入るためのお金の捻出方法・取り組む時間・環境を作るというのは生徒になる人の問題なので私は必要以上に入り込みません。

もちろんアカデミーに入った後に一切関与しませんということではなくて、取り組む時間とか取り組む環境、そういうものはある程度サポートします。

しかし、私が介入できるレベルは決まってます。

~~~
ここで、もう少し補足的に他のビジネス塾に入っている方が私のアカデミーに入った場合の話をしていきます。

オリエンテーションを私は実施していますが、その場面でこのように伝えています。

「脳みその数が増えるだけ迷いが増えます」

「ですから一定期間この情報だけを選ぶという覚悟は持って欲しい」

ということをお伝えします。

そして生徒さんに伝えるのは
「どんどん自ら迷い込んでしまう場合には、コンサルティングを中止する場合もあります」ということ。

これはどういうことかというと、脳みその数は講師の数ということです。

A・B・Cという講師から教えてもらっている場合

「A先生からは〇〇だと言われた」
「B先生からは△△だと言われた」
「C先生からは××だと言われた」
「庄司からは※※だと言われた」

というように、私のコントロールできない範囲がどんどん広がっていきます。

ですから迷いである選択肢を増やしているため、その選択肢を増やしたことによってどんどん迷いのループに入っていくと、私のコンサルティング能力が適切に反映されなくなってしまいます

という意味で、私はコンサルティングを中止する場合があるということを伝えています。

他のビジネス塾にも入っているのであれば、双方の塾の良いところを抽出して自分でPDCAをひたすら回していくことはできるはず。

ただ私の経験上の話になりますが、色んなビジネス塾に所属している・団体に所属している・サービスの会員になっているという状態の人ほど実は結果を出せていないというのを感じています。

迷う時間が増えると行動する時間が減る

これには理由があります。

一点集中せずに

「あっちの塾ではこう言ってたからやってみる」
「こっちの塾ではこう言ってたからこうやってみる」

というように右往左往していると、行動がどんどん遅くなっていきます。

本当は一直線で進めたら良いのに「左の先生はこう言ってる。右の先生はこう言ってる」というと蛇行運転をしてしまうわけです。

そうすると蛇行運転するから時間も長くなるし、右に行ってみたらこういう結果が出た。左に行ったらこういう結果が出た。

という風に結果も選択肢も増えてくるため、自分自身の行動が遅くなる。

行動が遅くなるとどうなるか。

得られる結果が遅くなって結果的に売れない。

という流れになるのです。

ただ百歩譲って所属欲求という言葉があるように、色々なところに所属したくなるという気持ちや感情はわかります。

むしろ私もそうでした。

ですが、ある時気づきました。

脳みその数を増やせば増やすほど、
選択肢が増えて結局は自分が迷子になってしまう。

結果を出すために何かに所属しているはずなのに、
逆に結果を出せなくなっている。

ということに気付いてから、私はそこから所属している経営者団体やビジネス塾、オンラインサービスを退会していきました。

結果、選択肢が少なくなって客観的かつ冷静な判断が出来るようになったのです。

そこから私は自分のビジネスも飛躍的に伸びていったような気がします。

もちろんその飛躍をした理由は経営者団体やビジネス塾、何かのサービスを受けたからという結果はあると思います。

ただ、その環境をずっと維持するかどうかはまた別の話。

もちろん今でも私は毎日インプットして学びを得て、その情報をクライアントさんや生徒さん、そしてSNS上に情報発信としてアウトプットしています。

おそらくこの行動は死ぬまで継続し続けます。

なぜなら学びに終わりはないと感じているから。

面談者の“真の原因”を解決できるか

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ということで、話を戻すと今回の「個別面談に、他のビジネス塾に参加している人が来たらどう対応しますか…?」について。

対応自体は変わらないけれども、選択肢が増えることで迷ってしまい行動が遅くなる恐れがあるということを伝えましょう。

もう少し別の視点でいうと、私は個別面談の際にヒアリングシートを書いてもらうのでそのときにビジネス塾に入っているか入っていないかを確認しています。

入っている人はAの講師、Bの講師、Cの講師…というように、私以外のところで選択肢が増えるかどうかを確認するため。

そうすると「他の塾に入っているけど解消できていないのか?」

ということを聞きます。

解消できない。ということであれば

「私のところでこういうことは解消できます」

「そこの塾での良いとこもあるでしょうし、そこの塾で学ぶこともあると思う」

「ただその塾で解決できないということは、そこの塾に居続けても負のループから抜け出すことができない」

「でも私のところであれば、それを解消することはできるかもしれない。もしかしたら相乗効果でよくなるかもしれません」

という風に言ったりします。

ということで今回は「個別面談に、他のビジネス塾に参加している人が来たらどう対応しますか…?」というテーマでお話をしました。

これは個別面談に参加する前の話でも考えられるし、面談をした後にも言えることですけれども、いずれにしても捉え方、何を伝えるべきか。

というのは分かっていただけたと思うので、ぜひ参考にしていただきたいです。

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