弱いまま強くなる

あなたは、自分の弱い部分やコンプレックス、もしくは人に言いたくない辛い過去などはありますか?

実はそれらは形は違えどほとんどの人が抱えているものなのです。

誰しも自分に対するコンプレックスやできれば聞かれたくない過去はあります。

ただ、その弱い部分とどう向き合うかで、その弱みは強みにもなるのです。

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私は今、「自身のビジネスを持っている人」に対してのコンサルタント業務をしております。

人によっては、自身の商品の棚卸しをしている。
人によっては、棚卸しが終わり商品設計に進んでいる。
人によっては、個別面談を終えてセールスを始めている。

それぞれ色々なステージがあります。

いずれにしても、自身のサービスが完成したからもう一生涯安定とかそういう話ではないです。

どんどん世の中は進化し・変化していくので、それに応じてカリキュラムやサービスそのものを変化させていかなければなりません。

その変化や行動をしていく中で必ず、いろんな出来事や何かしらのアクシデントに見舞われます。

人によってはそのアクシデントが一生涯のトラウマのようなものになることもあります。

実際に私は1億円の借金を抱えたこともありました。

ロト一等賞分の借金を背負い、完全に笑顔を消滅させた自分が見つけた、自分がするべき仕事とは?

しかし、今ではなんとか自身のサービスを展開し、自分なりの幸せを噛み締めつつ生きています。

結局何が言いたいのかというと、「コンプレックスや辛い過去というのは誰にでもあるけど、それらは捉え方次第で前を向くきっかけになり、強みとして周りに押し出せるようになる」ということです。

私自身もその過去の経験を今としては強み・武器として昇華できました。

それではどのように考えてどのように打ち出していくことでその弱みが強みになっていくのか、説明します。

辛い経験は、いつか最強のネタになる

先ほど「必ずいろんな出来事や何かしらのアクシデントに見舞われる」と伝えました。

これは何をするにしても絶対に起こってしまうことなので、回避はできないんです。特に自分の中でより大きな挑戦をする時こそ大きなアクシデントが起きます。

そのアクシデントが起きているときは非常に大変で辛い思いをするかも知れません。ただ、そのアクシデントというのは時間が経てばいつか乗り越えられて、そしてその出来事はネタになるんですね。

  • 誰かに話すときのネタ
  • 自身の経験値としてのネタ
  • 同じ境遇に悩んでいる人を救うためのネタ

精神論ではなく、そのネタになりきるまでを耐え凌ぐしかないのです。

その起きるアクシデント一つひとつに一喜一憂していると、なかなか前に進めず、スピードが遅くなってしまい結果が出るまで時間がかかってしまいます。

淡々と、着実と、乗り越えていきましょう。

もちろん中には、到底乗り越えられないような境遇も出てくると思います。しかし、人生というのはどうしても浮き沈みというものがあります。

波線グラフのように、上がって、下がって、上がって、下がって、というのを繰り返すわけです。下がるタイミングはどうしてもきてしまうのです。

つまりどう過ごしてもこういった弱みというものは常に直視しながら抱えて生きていくことになります

弱みは人に見せてもいい

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この弱みというのを「克服しよう」とか「直そう」とか、そういう風に思わなくて大丈夫なんです。

また、その弱みに目を向けず、強い部分を伸ばそうとかも思う必要はありません。

そういう「弱み」を多くの方は、何というか、「ネガティブ」なものに捉えがちなんですよね。

触れてはいけない・人に見せてはいけないもの、のような傾向が世の中にはあると思うんですよね。

日本人は特に。

でも、私はその「弱み」は「強み」と表裏一体なものであり、決してネガティブなものではないと思っています。

「弱み」と「強み」は表裏一体

同じ事柄でも、必ず弱い面があれば強い面もあり、「強い」「弱い」というのは表面上の話であって、その弱さが時として強さになるんですね。

なので私の考えとしては…

▼例えば強いものを「10」持っていて弱いものを「5」持っていた場合、
・弱い「5」を補おうために、強い「10」を押し出すのではなく、
・弱い「5」を排除して、強い「10」をもっと伸ばそうでもなく、
・弱い「5」をそのまま持っておく、ということになります。

弱さを排除したり補ったりする必要はありません。

あくまでも「弱いまま強くなる」という意識を持つと、「自分のその弱い部分も誰かの役に立つんじゃないか」と思えてくるんです。

決し背伸びもせず、無理にプラスに変えもせず、弱いものをそのまま大事にしていくっていうスタンスが大事なのかなと、私は思っています。

私は弱みをフォーカスして見ています

先に伝えた通り、私は今、「自身のビジネスを持っている人」に対してのコンサルタント業務をしております。

お客様と個人面談などをするのですが、その際はなるべく「弱み」を見つけてあげて、「それは強みにもなりうるんだ」ということを本人に伝えるようにしています。

「こういう経験をしてきて、こんな辛い思いをしてきたんだな」とか、
「こういう場面で怒られたのかな」とか。

そういうのを意識して見ていくことで、「あぁこの方に関してはこういう弱みがあるんだなぁ」というのが段々と見えてきます。

そして、その出てきた弱みは、同じような弱みを持ってる方々に対して誰よりも近くで寄り添うことができる最強の武器になります。

「あーそんな経験があったんだ、それ分かるよ、私もこうだもん」というように、同調や共感を得ることができるんですよね。

この同調や共感を得るというのはビジネスシーンや対人コミュニケーションにおいて非常に重要な役割を持ちます。

みなさんも、自分と似たような境遇の人に色々と悩みを相談したり救われたりした経験はないですか?

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自分の中では弱みと思っていても、ほかの人から見たら何にも替えがたい圧倒的な強みにも見えることもあるのです。

そして、「あなたは●●が弱いはずだよね、私も実は△△だったよ。でも今は私は■■のように対応してるんだよね」というように教えることができるのです。

教える、つまり「価値提供」できるという自分の強みになります。

その相談者が、自分に対して「この人も私と同じようにこういう弱みで困ってたんだ」と、「その弱みは排除する必要はないんだ」と、そう伝えられるようになれば、それはあなただけが持ちうる価値・強みになります。

弱いまま強くなる

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改めて、この「弱み」を排除したり無理に隠したりしていると、こういった強みにはならないんです。

この「弱いまま自分を強くしていく」という考え方を持っていると、これから降りかかってくる辛い課題や難しい悩みは、今後の糧として捉えることもできますよね。

そして、それを乗り越えた先にはその経験を強みとして生きている自分がいます。

これは今後起こりうることだけではなく、過去の経験もそうです。

ゴミを捨てたくなるように、投げ出したいような辛い経験、あるはずです。私も忘れたいような過去・経験はたくさんあります。ただ、過去の経験はむしろしっかりと向き合い、大切にしたほうが私は良いのかなと思います。

そうすることで、未来の自分も、過去の自分も、「その経験があって良かった」と思えるようになるからです。

弱みを受け入れて、より強い自分を迎え入れましょう。

改めて、今日は「弱いまま強くなる」というテーマで話をしました。

ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!

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