あなたは練習をするときに本番を想定した練習をしていますか?
世の中には練習は練習として手を抜くという方法もあります。
しかし「練習だからこれくらいで良いか」と手を抜いていると
本番でも「これくらいで良いか」というレベルを超えることはできません。
練習以上の力を本番で発揮することはできないのです。
今回は「練習は本番。本番は練習。」という話を、私がその言葉を知った時のエピソードを交えてお伝えします。
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私がバンドを組んでいたときの話
今から約25年前、私がバンドを組んでいたときの話です。
私は高校生の頃からバンドを組んでいて、当時週に約3回メンバーで集まってスタジオで練習していました。
そして月に2〜3回、週末にライブ公演を行なっていたのです。
最初は有名なアーティストの楽曲を演奏するいわゆるコピーバンドでしたが、次第に自分たちのオリジナルの音楽を作って演奏するようになっていきました。
これはバンド活動をする中でだんだんと自分たちの演奏レベルが上がり「自分たちの音楽を作りたい」という気持ち芽生えた結果でした。
こうして最終的に自分たちで作詞作曲をした音楽を提供するためにライブをするようになったのです。
このバンド活動は約15年続けたのですが、活動をする中でメンバー内の意識の変化がありました。
それはメンバー全員がベストなコンディションで、スタジオ練習に入れなかったことがきっかけで起こりました。
バンド活動は自分1人ではできない
そもそもバンド活動は自分1人でするものではなくバンドメンバーが集まるからこそできるものです。
最低でも自分以外に3人ほど必要で最低でも全員で4人になります。
バンド演奏はみんなで行うものなので、自分1人の気持ち良さを追求するわけにはいきません。
当然他の3人と息を合わせる必要があります。
ただ週に2〜3回練習で顔を合わせていると様々な衝突や意見の食い違いが出てきます。
さらに当時みんな各々仕事をしていたので仕事が終わった後にスタジオに集まって来るという状況でした。
それゆえにその日にあった出来事や仕事の状況などによって気分の起伏や体調の状態がベストなメンバーばかりではありません。
このような背景もありみんなが常にベストなコンディションでスタジオ練習に入ることができなかったのです。
色々なコンディションのメンバーと顔を合わせる
私たちは毎週2〜3回練習をしていたので、色々なコンディションの他のメンバーと顔を合わせることになります。
そうすると今日は自分としては気持ち良く帰りたいというときにも「どうもドラムのメンバーの調子が悪そうだ」という日も出てきます。
そんな状態を目の当たりにしていると演奏している様子も楽しくなさそうだと感じるし、練習している中で「調子が悪そうだな」と空気で感じてしまうのです。
このようにメンバーの調子が悪そうだと気付いたときには「調子悪いの?」「疲れてるの?」と声をかけることもあります。
そこで返事が「いや別に」といったそっけないものやイラッとするようなものだとそこで衝突が生まれます。
そういうときに限ってライブの日が近いなんていうことが重なり「ライブまで残り〇〇日だけどこの調子で良いの?」というメンバー同士の衝突が起こっていました。
…これはメンバー内の衝突についての話でしたがバンド活動を通してメンバー以外との交流もありました。
それはライブ後に行われるライブハウスのマネージャーとの交流です。
ライブハウスのマネージャーからの言葉
今もこのような風習があるのか分かりませんが、私がライブをしていたときにはこのような風習がありました。
それは、「ライブが終わるとライブハウスのマネージャーから総評をいただく」というものです。
- 「君たちのやり方はこうだよね」
- 「もっとこうした方が良いよ」
など、ワンポイントアドバイスのような意見をもらえます。
ライブを終えるたびにライブハウスのマネージャーから「今日は良かったね」「今日は失敗したね」と評価がもらえるのです。
私はバンド活動を通してマネージャーからたくさんの言葉をもらいました。
その中でも今も私の中に響いている言葉があります。
それが今日のテーマである「練習は本番。本番は練習。」という言葉です。
本番を意識した練習をしてPDCAを回す
実はこの言葉をもらった当時はあまりピンとこなかったキーワードでした。
しかし今となっては
「練習は本番を想定した練習をしなくてはいけない」
「練習だからといって手を抜いていたら本番もその通り」
ということを実感しています。
さらに詳しくお伝えすると「本番は練習」というのは
・本番に向けた練習の通りの本番を迎えること
・本番をやってみてどうだったか?という振り返り
この2つです。
これは私が日頃お伝えしている言葉で言うと「PDCA」です。
すなわち本番を迎えてそれで終わりではなく、「本番を迎えてやってみてどうだったか?」という振り返りを次の練習に持って帰ります。
そしてその練習は「本番を意識してやる」ということです。
練習で手を抜くと本番ではそれなりの結果になる
この言葉のすごさがわかったのは最近のことで「練習は本番。本番は練習。」ということを思い出して今になってまた響いています。
この言葉はバンド活動だけではなく私たちの生活にもいえることです。
私たちの日常は「今度はこれをやってみよう」というテストの連続でいわばテストマーケティングです。
そのときにテストだからといって手を抜くと「これくらいで良いか」という感覚で行動することになります。
そうすると本番でも、この「これくらいで良いか」というレベルを超えることはないのです。
世の中にはテストだから手を抜くという考え方もありますが、それでは自分のレベルを上げることはできません。
本番に向かう前の練習の段階では、本番を想定しながら取り組む必要があるのです。
この意識が欠落すると本番で本番の力を出せません。
結果的に本番を迎えたときにはそれなりの結果しか生まれないのです。
そして本番の結果を練習に持ち帰ってPDCAを回していきます。
結果から問題を考えて次に繋げていくのです。
日々の積み重ねによって本番で本領が発揮できる
やはり根底には日々の積み重ねがあり練習が大切です。
練習の段階でしっかりと本番を想定した取り組み方ができていないと本番を迎えたときに本領を発揮できません。
今回は私のバンドの話を例にお伝えしましたが、これはバンドの話に限った話ではありません。
私の場合は仕事のときにも意識して取り組んでおり、その一例としてセルフコントロールやイメージトレーニングを行っています。
商談に行く前に「相手はどんな話をするのか?」考えてセルフイメージを高めているのです。
そのときにも安易な考え方を持つのではなく本番をイメージして、しっかりと相手はどんなことを望んでいるのか想定してから打ち合わせします。
これは私がすごいという話ではないですし私自身も全てを完璧にこなせているわけではありません。
日々PDCA を回していく中でただ単純に取り組んだものがどういう結果になるのかをテストしているだけです。
このような意識を持って取り組むことが大事なのです。
まとめ
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ぜひ「練習は本番。本番は練習。」ということを頭に入れて、日々起こる現象はテストだと思ってみてください。
今起きている現象は過去に自分が蒔いた種の結果です。
この「種を蒔いた時期は昨日なのか?1年前なのか?」ということはさておき、過去に種として蒔いた現象が今の現象に繋がっています。
このことを踏まえて「今日からどんな種を蒔いたら良いか?」ということすなわちPDCAを回していくことを意識してみてください。
それでは今回は以上になります。
今日も1日に素敵な1日になりますように。いってらっしゃい!
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