あなたは今までトラブルに巻き込まれたことはありますか?
やらなければいけない課題に直面したことはありますか?
え、なるべく避けて生きてきた?
今後も避けて生きていきたい?
今日はそんなあなたに『自分に起こる課題やトラブルを解決させる方法』についてお話していきます。
課題やトラブルに直面しよう
私は今年で41になります。今の会社を興してから6年目ですが、実際自分がサラリーという形態を辞めたのは、2012年ですので約8年前になります。
日々生活する中で、経営をすることがメインになっており、今の自分が“通常の状態”のように感じます。
しかし、8年前は勤めをしていましたし、今後どういう風に進んでいくのか、ということは私自身全然分かっていませんでした。
また、私は「こうなりたい」「こうなりたくない」「これは絶対嫌だ」という考えはなく、私がいつもお話しているいわゆる水のようにという、その状況に応じて適用するような自分は何者でもないというフラットな考え方を持っています。
とにかくその今ある命を最優先にして活動したい、という気持ちが一番大きいです。
その活動をしていく中で、私も多くのトラブルや課題、問題などに直面してきました。そして、これからも課題やトラブルに直面することがあると思います。
ここで、「課題はやりたくない」「面倒なトラブルには巻き込まれたくない」という人もいるかと思いますが、この課題やトラブルは、自分を成長させるためのハードルになります。
今まで私が経験してきた中で、自分に対するハードルを感じた時に、根本的な理由を探っていかないと、その似たようなハードルが再び色を変え形を変え同じように課題となって出てくる、ということが何度かありました。
起こったトラブルに対して表面的に、何となくで対応してとりあえずその「表面上のトラブルを解決させたようにする」。
そうすると再び、明日、明後日かもしれないですし、何年という時間をおいてなのかもしれないですが、同じような課題となって出てくるのです。
「簡単な方法」の落とし穴
私は『世界観ブランディングアカデミー』を主宰しているのですが、そこで参加者は出てくるハードルや越えなければいけない課題、というのに直面します。
皆さん色々と課題を抱えていますが、表面的な解決方法自体は凄く簡単にお伝えすることができます。
あ、この問題はAですね。ではAを解決するためにまずBをやりましょう。というように、結構浅はかな、表面上で簡単に解決出来る方法はいくらでもあるのです。
しかし、その簡単な方法というのは簡単な方法であるがゆえに、効果効能も短期的なもので、すぐ直せる方法にしか過ぎないのです。
すぐ直せるのですが、実は根本的な原因を直していないので、またその病気が出てきたりするというわけです。
この現象に早く気づかないと、一生同じようなトラブルや問題・課題が解決出来ないのです。
今、私が話していることを自分ごとに捉えていますが、なかなかその全てを解決するということは難しいでしょう。
ですが、この内容を捉えることができると本当の意味での課題やトラブルの数を少なくしていくことができます。
問題の「根本の原因」を知る
根本の原因について病気を例にすると、
- 咳が出続けていて喉が痛い
- 熱もある
- 頭も痛い
という状態で病院に行ったとします。そこで先生に診てもらい、咳止めや解熱剤、頭痛薬などを貰います。
しかし、本当の原因を探っていくと、
- 毎日夜中まで暴飲暴食をしている
- 喉を酷使している
- 睡眠不足が続き免疫力が下がっている
という不摂生をしている状態が原因である、と分かったとします。
この「不摂生をしている状態」という「根っこの部分の原因」を直していかないと、いくら頭痛薬を飲んでも、のど飴を舐めても、その表面的な、一時的な痛みは消えるかもしれませんが、また同じ現象となって出てきます。
同じような痛みを繰り返さないためにも、根っこの方まで深く「今これが起きている原因は何か」ということを探っていかなければいけないのです。
そして、根っこの方になればなるほど根本的な原因というのは一つになってきます。多くの枝を辿ると、一本になって見えてくるのです。
しかし、その多くの枝が分かれていたり、複数に絡みあったりすると、原因が何なのか捉えにくくなる、ということがあります。
ですが、一つ一つ辿っていき、根っこの深いところまで行くと、一本の原因が見えてきます。
そうすると、その原因は何なのか、解決方法は何なのか、ということが見えて来るのです。
今の例え話でいうと、
- しっかり規則正しい生活をする
- 免疫力を高めることをする
という方法が根本の解決になるかもしれません。
また、身体だけの問題ではなく、感情の起伏というところまで改善する必要があるかもしれません。
そういったことを考えると、あなたに今、起こっている現象の、その深い根っこの部分まで原因を見ていくと、本当に解決すべきことというのが見えてきます。
ただこれは自分で行うのも難しいのですが、
「本当の問題解決というのは本質的な原因を知ること」
というのを頭に入れておくだけでも、このトラブルは何の意味があるんだろう、どういうところに原因があるのだろう、と探る癖付けをすることができ、表面的に終わらせることなくしっかり捉えることができます。
私のお客様から聞いた話
先日『世界観ブランディングアカデミー』の会員であるAさんとチャットのやり取りをしていて、Aさんから来た回答で、
「自分自身が棚卸しをした過去の問題と
また同じようなことやっているように思います。」
という回答が来たんですね。
私は既に、Aさんの「根本的な問題」というのが見えていましたが、ただそれをAさんに「根本的な問題はここですよ」といきなりドンピシャに教える、ということはしませんでした。
当然あ、そうなんだ、と分かる場合もあれば、タイミングではない時に教えてしまうと、それもまた表面的な治癒の方法になってしまうんです。
表面だけで「あ、そういうことか」と理解した気になるんです。
ですので、私は「問題はここですよ」と伝えるタイミングというのを凄く重要にしています。
ここのタイミングだ、という時にサッと出すんです。
昨日やり取りしていた中でも、Aさんに直接答えを伝えず、Aさんの原因はこういうことで、だからこういう風にした方が良いと思うんだけれども、今こういう状態になっている時に、最終的な決定をするのはAさんですよ、自分で決定してみて下さい。
という風に、一旦その自分の頭で考えてみて下さいね。と、伝えました。
ここで重要なポイントは、自分自身でその根本の問題に気付き、「ここが問題だったのか」という気付きを得ることで、その問題に対してどのように行動に移していくか、ということです。
まとめ
今回は『自分に起こる課題やトラブルを解決させる方法』についてお話しました。
この思考を身に付けるだけでも皆さんの今後の人生において、問題やトラブルの根本を排除することができるので、そういった悩みが少なくなると思います。
ぜひ今日から取り組んでいただけたらなと思います!
ここまでお読みくださりありがとうございました!あなたの1日が素敵な日になりますように。いってらっしゃい!
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