自立した経営をするための4つの力を身につける

ユニクロの社長である柳井正さんが書いた本、「経営者になるためのノート」をご存知ですか?

私も3年ほど前に読んだことがあり、手元にずっと置いてありました。

そして最近また本棚にあったこの本を読み直したのです。

実は本を読んでいる中で意外だったことがありました。

それは私が意識していることと一致している部分が多くあったことです。

今回は「経営者になるためのノート」に出てくる4つの力に注目し「自立した経営をするための4つの力を身につける。」というテーマでお話します。

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経営者に求められる4つの力

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書店に行くと様々な経営に関する本が売られており、経営に役立つ本はたくさんあります。

その中でもやはりユニクロの社長である柳井さんの本は、読んでいても「なるほどな」と思うことがたくさん書かれていました。

冒頭でご紹介した「経営になるためのノート」の中では経営者に求められる力は4つあると書かれています。

  1. 変革する力
  2. 儲ける力
  3. チームを作る力
  4. 理想を追求する力

経営者にはこの4つの力が必要なのです。

それでは4つの力について1つずつ詳しく説明します。

1.変革する力

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1つ目は「変革する力」イノベーターです。

もう少しわかりやすい別の言葉でお伝えすると現状打破する力です。

私たちの生活は現状打破の連続であるといえます。

現状に満足することなく常に世の中の「不」の解決し、「○○を変えたらもっとよくなるのではないか」という飽くなき追求が必要なのです。

私の仕事の例を1つあげると、コンサル生にカリキュラムを作ることを指示していますがカリキュラムを作ることはゴールではありません。

カリキュラムのブラッシュアップはずっと続けていく必要があります。もしかしたらカリキュラムの継続をやめることもあるでしょう。

そうなったときに重要になってくるのはイノベーターという意識です。

「自分は何のために世の中にサービスを提供していているか」

を考え、

「もっと良くしていきたい」

という成長意識を持つことが非常に重要なのです。

2.儲ける力

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2つ目は「儲ける力」商売人です。

儲ける力は4つの力の中でもポイントになる部分で、私がいつも使っている言葉でいうと「ニーズを捉える」ということです。

ユニクロは私も好きで自然とお店にふらっと入ってしまうし、気付くとカゴの中に3つ4つと服や靴下などが入っていてつい買ってしまいます。

儲けるということはつまり商品が売れるということなのです。

やはり私もユニクロが好きなのですが、ユーザーの心を掴んでいるため結果的に儲けるということに繋がります。

そのためニーズを捉えることがすごく大事なのです。

【ニーズを捉えるということはお客様の「不」を解決すること】

ニーズを捉えるということは「自分がこうしたい」ではなく、世の中の人が求めているものをいかに捉えられるかということです。

この視点がないと儲けることはできず、いつまでもプッシュ型のサービスを提供し続けることになってしまいます。

ただこの「儲ける力」商売人というのは世の中のニーズをいかに捉えられるかということであり、お客様の「不」をどれだけ解決できるかということなのです。

私がいつもお伝えしている言葉を使うと、お客様が気付いていないことを先回りして真の原因を提案することです。

特にユニクロの商品とは異なり私のコンサルティングなどのサービスは無形の商品のため「AとBはこのように違います」とお客様に目視してもらって比較することが難しいという一面があります。

そういった意味ではしっかりと相手に刺さる状態を作るためにも、私がいつも言っている痛み・悩み・ベネフィット、そして最終的な真の原因を提案する必要があります。

これが儲ける力に繋がっていくのです。

3.チームを作る力

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3つ目は「チームを作る力」リーダーです。

リーダーになるためには2つの把握が必要になります。

  • 自分の中にあるリソースを把握しているか?
  • 自分には何が足りないのか?

リーダーというのは牽引していくポジションです。

「こっちだよ」とみんなを牽引していく力はもちろん必要ですが、時として「あなたに任せたよ」と言えるのがリーダーなのです。

リーダーといえども自分1人の力は万能ではないので、自分に足りない部分を誰かに任せることでチームを作ることができます。

そのできるできないというのをしっかりと見極めることもリーダーの力なのです。

そしてできない部分を誰に任せるかを決められるのがリーダーなのです。

【自分の時間を切り分けて人に仕事を頼む例】

わかりやすい例としてセールス資料のデザイン業務をあげます。

セールス資料はあなた1人で作り上げることもできますが、割り切って費用をかけてプロのデザイナーに頼んだ方が良いものが出来上がることもあるでしょう。

これを自分で判断できるかどうかが大切になります。

もちろんこれはすべてにおいて誰かに任せれば良いというわけではなく、自分でできるときには自分でやっても良いでしょう。

自分の時間の切り分けができることがチームを作る力なのです。

一例としてセールス資料の作成の話をお伝えしましたが、しっかりと自分自身を理解しているかということからすべての判断基準は生まれてきます。

リーダーというのはトップの人を目指そうということももちろんありますが、その前に自分が何者であるのかというのを理解している必要があるのです。

自分自身を知って自分自身に足りていないものや自分が持っているリソースを知ることがリーダーのはじめの一歩です。

4.理想を追求する力

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4つ目は「理想を追求する力」使命と共に生きるということです。

私がいつもお伝えしている言葉でいうと

  • ミッション
  • ビジョン
  • パッション
  • アンビション

の4つです。

自分が将来どのような状況になりたいのかを踏まえて今の仕事の先には何が待っているのかを考えましょう。

ただ毎日目の前の仕事をこなすルーティーンではなく仕事の先にあるものを考えるのです。

正直未来のことは誰にもわかりません。

しかしただ漠然と「こういうふうになったら良いな」というものではなく、中長期の視点で2年後、3年後、5年後、10年後と先のことを考えて仕事をすることが大切なのです。

2年後、3年後のイメージを持って今日の仕事をしましょう。

または今からやろうとしていることが、2年後、3年後の目標値に向かえるようなことなのかというそもそも論もあるでしょう。

自分が何者であるのかを理解することの大切さについては3つ目の「チームを作る力」リーダーのところでもお伝えしました。

やはりしっかりと自分自身を理解した上で俯瞰して、使命は何か考えていくことが大切なのです。

【自分の使命は自分探しを繰り返すことでわかる】

もし今日自分の使命を決めたとしても、もしかしたら今後変わるかもしれません。

しかしコロコロ変わってしまっては使命とはいえません。

ある程度の方向性を決めて方向性の枠の中で自分の使命を見つけに行きましょう

例えばユニクロの社長である柳井さんはすでに「使命はこういうことだ」とわかってるかもしれません。

しかし私たちは今の段階で自分の使命が何かわかっていなくても大丈夫です。

なぜなら死ぬまでの使命というのは迷いながら自分探しを繰り返すことでわかるからです。

そういう意味では今日決めたAという使命が、もしかしたら明日になったら同じ方向性の枠の中にあるBという別のものになる可能性はあるでしょう。

しかし全く毛色の違うBというものになるということは想定しにくいのです。

いずれにしても理想の追求や自分の在り方、使命は何なのかということを常にブラッシュアップしていくことは非常に重要なのです。

まとめ

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自立した経営をするためには

  1. 変革する力
  2. 儲ける力
  3. チームを作る力
  4. 理想を追求する力

という4つの力を身につけることが大切です。

ぜひあなたの経営の参考にしていただければ幸いです。

今回はユニクロの社長である柳井さんの「経営者になるためのノート」を要約し
「自立した経営をするための4つの力を身につける。」についてお伝えしました。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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