講座運営を長期的に継続させる、マズローの欲求5段階説を理解しよう!

講座運営を長期的に継続させるために欠かせないことがあります。

それは「人間の心理」を理解することです。

高収入のビジネスモデルを作る上で人間の心理は切っても切れない関係にあります。

さてあなたは人間の心理と聞いて何を思い浮かべますか?

「マズローの5段欲求」を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

有名な理論なので一度は聞いたことがあったり、どういうものなのか検索したりしたことがある人もいるでしょう。

今回は「講座運営を長期的に継続させる、マズローの5段欲求を理解しよう!」についてお伝えします。

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マズローの欲求5段階説とは?

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マズローの欲求5段階説とは何なのかというと、私達が抱えている欲求レベルを5段階の階層で表したものです。

三角形の図を使って表現され、一番底辺から頂点に向かって私たちが抱えている欲求を段階的に表しています。

一番下から説明していくと

  • 生理的欲求
  • 安全欲求
  • 社会的欲求
  • 尊厳欲求
  • 自己実現欲求

から構成されています。

しかし、実はマズローの5段欲求は5つの階層で終わりではないのです。

自己実現の上にさらに6つ目の欲求、「自己超越」というものがあるのです。

マズローの5段欲求は自己超越を入れた全部で6段階で人間の欲求を表しています。

それでは一つずつ噛み砕いて解説していきます。

1段目:生理的欲求

まず一番下から解説していきます。

下から1段目の生理的欲求は人間の本能的な欲求です。

これは字のごとくですが、例えば

  • 「食べたい」
  • 「寝たい」

そういった人が生きるために必要な欲求です。

生理的欲求が満たされると次の階層の安全欲求が出てきます。

生理的欲求は人間的な欲求なので、コンテンツビジネスをする上ではここにアプローチしていくのは非現実的でしょう。

2段目:安全欲求

下から2段目は安全欲求です。

これは私たちが安全に暮らすための欲求です。

  • 住む家
  • ライフスタイル
  • 健康

に関する欲求になります。

やはりここが脅かされている状態ではさらに上の階層を考えることができません。

住む家がないのに「ビジネスで稼ごう」という発想にはならないでしょう。

安全欲求を求めている人をターゲットにしてもあなたのサービスを利用してもらうことは難しいです。

そのため安全欲求が満たされている状態の人達にアプローチしていく必要があります。

3段目:社会的欲求

下から3番目は社会的欲求です。

これは集団行動や「組織に属したい」という欲求です。

社会的欲求の代表的なものはサラリーマンになります。

これは少し良い例えかは分かりませんが、たとえ低い給料であっても会社から与え続けられていると「周りの人も同じだから今の状況を続けよう」と考えてしまいます。

そして「集団から抜け出せない」という心理状態になってしまうのです。

しかしその集団から抜け出すという選択をする人も現れるのです。

私が集団から抜け出すという選択をした時の例

集団から抜け出すという選択をした一例として私の話を紹介します。

私は3.11の震災を経験した時に地下鉄という公共性の高い仕事をしていました。

毎月ちゃんとしたお給料が入ってきますし、ボーナスも出ます。

そんなすごく生ぬるい生活をしていたのです。

公共性が高く安定した仕事だったため、私が何か悪いことをしたり、退職を選んだりしなければ地下鉄がこの世にある限り仕事を続けることができたでしょう。

ただ自分の中で、給料の金額もありますが「自己実現ができていない」と感じた時に今いる環境から脱出したいと考えたのです。

ただ、環境から脱出した人は社会的欲求がなくなったわけではないので、「次の環境」を求めて動き始めます。

つまり「みんなと集まりたい」という集合欲求とも言える社会的欲求は、あなたがコンテンツビジネスを作る上でのプラットフォームになります。

だからこそ、1対1よりもコミュニティが大切になるのです。

具体的に言うとFacebookグループは何かを皆で学ぶために集合する媒体です。

その場所を作ってあげることによって、反則的に言えばそこから抜けにくい状態を作ることができます。

「ここから抜けてしまうと自分は一人になってしまう」

という意識をもたらすことができるのです。

つまり

  • 「自分はひとりではない」
  • 「みんなと一緒にいる」

と感じてもらえるコミュニティを作ることで社会的欲求にアプローチすることができるでしょう。

4段目:尊厳欲求

尊厳欲求というのは

  • 「認められたい」
  • 「尊敬されたい」

という欲求のことです。

そもそも周りに認められるためには“自分”という存在を知ってもらう必要があります。

そこでコンテンツビジネスを行う上で私が尊厳欲求にアプローチしている方法を一例としてご紹介します。

私がコミュニティ運営に尊厳欲求を生かしている例

私は卒業生に

  • 「私のコミュニティの顧問になってくれませんか」
  • 「生徒さんたちにあなたのスキルを使って自己実現のお手伝いしてくれませんか」

と伝えています。

そして「その代わり月額費用を安くするのでぜひコミュニティに継続して入ってくれませんか」とお願いをしています。

卒業生に対して「あなたの力が私のコミュニティ運営に必要です」と認めているのです。

そしてそれを具体的に提案することで他力思考が働いてくるというところも出てくるのです。

私はひとりでコミュニティ運営をするのではなく様々な専門家の力を借りています。

そうすることで「このコミュニティに入ると主催者である私以外の力を借りることもできます」とアプローチすることができるのです。

このようにコミュニティに入ってくれたメンバーの力を認めることによって尊厳欲求を満たすことができ、さらにはコミュニティの改善化にも繋がるのです。

5段目:自己実現欲求

それではマズローの5段欲求の階層の解説に戻ります。

5段目は自己実現欲求です。

自己実現とは理想の人生を歩むという状況のことです。

自己実現を達成するための「要素」には様々なものがあります。

例えば

  • 住む場所
  • ライフスタイル
  • 収入と時間のバランス

などがあるでしょう。

もしお金がいっぱい入ってきたとしても時間や人間関係において自己実現できていないと心が荒んでいきます。

人間は自分一人だけでは生きていくことができないからこそ、パートナーや家族、周りの人と一緒に自分の人生を豊かにしていくことになります。

人間関係のトラブルなど、何か自分の周りがゴタゴタしていていたり何か一つでも欠けていたりすると人生を豊かにすることはできません。

トータルバランスで満たされている必要があるのです。

ですので、ここを満たすためにはやはり

  • お金を稼げている
  • 時間が豊かである
  • 健康的な毎日を過ごしている
  • 他人から認められている

という状態を作ってあげる必要があるのです。

トータルバランスが満たされた状態で自己実現をサポートする

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トータルバランスが満たされた状態であることは、コミュニティ運営をする上でも大切なポイントです。

私が運営するコミュニティの中ではトータルバランスが満たされた状態で自己実現ができるようにしています。

例えば生徒さんが課題に取り組む時に「24時間寝ないでぶっ通しでやってください」というようなことは絶対に言いません。

もしかしたら睡眠時間を削って作業をすれば売上は上がるかもしれません。

しかしそんなことを続けたら体が壊れるでしょう。

ですから、自己実現欲求を追求するためには「こういうことが必要です」いうことを直接的にお伝えすることはありません。

例えば

  • 「こういう食べ物を食べましょう」
  • 「何時に寝ましょう」

というようなことは言わないのです。

私がお伝えしていることは自分の在り方です。

それを見ていただいて

  • お金が増えるけど時間が減るという状態では自己実現は叶いにくい
  • こういう風にするとお金も時間も豊かになるのか

と理解してもらいます。

これこそがコミュニティや講座運営をしていく上で共に高め合っていくということです。

私のコミュニティでは共に高め合っていく環境作りの一つとして外部の講師もお呼びしています。

もちろんお呼びする専門家はマーケティングやブランディングの専門家だけではありません。

様々な専門家の見識を借りて自己実現をサポートしています。

このように講座運営をするにあたって共に高めあっていく環境作りは必要になります。

5段階のさらに上にある欲求「自己超越」

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さて、自己実現が満たされたその先にあるものは何だと思いますか?

自己実現のさらに上にある欲求は自己超越欲求です。

自己超越欲求とは簡単にいうと自分を越えていってしまった状態と言えるでしょう。

つまりマズローの5段欲求の一番上にある自己実現欲求を達成し、超越した状態です。

お金も何不自由なく手に入れたその上で没頭したいことがあるという欲求になります。

もう何も求めずに全てを捧げるという状態でしょう。

ただこれは「大金持ちになりました」というだけではありません。

人それぞれのスケール感もあるでしょう。

例えば月商で100万円稼いでいる状態でも自己超越することは可能です。

もちろんあなたも自己超越することができる可能性があります。

トランプ元大統領の自己超越の例

自己超越の一例としてアメリカ大統領だったトランプ元大統領の話をご紹介します。

トランプ元大統領はホテル事業などで成功しておりお金に困ることのない状態でした。

そんな状態であるにも関わらず「アメリカを変えたい」という欲求を持っていました。

トランプ元大統領は政治の領域に関わらなくても自由な生活が送れるにも関わらずわざわざ苦難の道を選んだのです。

これこそまさに自己超越の欲求でしょう。

私もまだまだそういう状況にはなっていませんが自己超越の状況を目指しています。

だからこそ私のコミュニティに入ってくる人達には「共に成長しましょう」とお伝えしているのです。

コミュニティの運営に対して私はどんどん時間とお金を投下して日々バージョンアップしています。

私は講座運営に全てを捧げており、コミュニティに参加してくださっている方にはお金以上の価値を感じていただきたいと考えています。

また、私の運営するコミュニティ「世界観ブランディングアカデミー」については公式LINEよりいつでも相談を受け付けております。

まとめ

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マーケティングや経営について、より詳しく知りたい方はぜひ私が運用しているfacebookグループへ参加していただければ嬉しいです!とっておきの情報をあなたに届けます。
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講座運営をする中で対象となるのは個人だけではなく法人になることもあるでしょう。

どちらの場合もマズローの欲求5段階説をいかに自分の講座運営の中に取り込みか、最初のうちから考えておくことが非常に重要です。

もし後から考えていくと後付けのようになってしまいちぐはぐになってしまいます。

そうならないためにも

  • ここでこの欲求をくすぐってあげる
  • ここではこっちの欲求をくすぐる

と最初の段階からある程度頭の中に入れておくことが大切です。

頭の中に入れておくとコミュニティや講座の運営がスムーズになります。

ぜひあなたの講座運営にも取り入れてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。それではまた次の記事でお会いしましょう。

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