売上を上げるために、売上にコミットしない

今回は『売上を上げるために、売上にコミットしない。』という、一見矛盾しているようなテーマで話していきます。

結論からお伝えすると

・売上ではなく自分の叶えたいライフスタイルを見てるか
・目先の売上ではでなく、将来の売上を見てるか
・稼いだあとの「その先」が見えているか

という内容になっています。

もちろん売上を上げるために、数をこなしたりスキルを高めたりするのも良いでしょう。

ですが、売上を上げることで目標としている生き方に近づいていますか?やりたいことが出来ていますか?

そこで、今回は売上を上げる方法やノウハウではなく“売上を上げる”という考え方についてお話をしていきます。「売上を上げる」ことに対して見方が変わると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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何のために稼ぐのか?

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突然ですが、あなたは星野リゾートの星野社長を知っていますか?

星野社長は過去に“年間60回スキーに行く”ということにコミットしているというお話を聞いたことがあります。

その「60回スキーに行く」という生活を実現させるために経営があるんだと言っていました。

業績にフルコミットするのはもちろんダメではありません。むしろ多くの企業がフルコミットしています。

ただ、世の中には上場企業の社長もいれば大富豪もいる。個人事業主として一人で動いている人もいる…

というように、色々なライフスタイルや生き方がある中で自分の理想の生活はどうすれば手に入るのか?という逆算を突き詰めていけば社長でも個人でも理想の生活は実現できます。

星野リゾートの星野社長を参考にすると、年間60回スキーに行くことを実現させるために

  • どのくらいのお金が必要か?
  • 60回行くための環境はあるか?
  • 60回スキーができる身体であるか?

など考える必要があります。年間60回行くと言っているのに、身体が弱いと難しくなってきますからね。

というように「万全な体調を維持する」という目標を達成するには、食生活を正す・睡眠時間を確保することも重要な要素になります。

一方、「年間60回スキーに行く」ための資金として、星野リゾートという会社は年商で○○億円を実現させるという目標もあるでしょう。

星野社長は「売上」ではなく「自分の理想の人生」にコミットしてるのです

もちろん目標売上を設定してコミットすることも大事です。

ですが、

  • いくら稼いでも生活に豊かさを感じられない
  • 夫婦関係が良好ではない
  • 友人が少ない

という人は大勢います。

なかにはゴシップネタですっぱ抜かれる社長もいますよね。そういった社長は私から言うのもおこがましいですが、豊かさを持っているのかもしれないけれども足りない何かを抱えている。だからゴシップネタになってしまい、そういう人のところは人が集まらない、と言えます。

一時的には良いのかもしれませんが、中長期的に見たときに淘汰されてしまうためあまり良くないのです。

だからこそ自分の望むライフスタイルをまずは実現させるという意識を持ちましょう。

例えば年に一回旅行に行くという目標でも良いです。

そういう目標を決めたら費用を捻出するためにどのくらいの給与が必要なのか分かります。

また、小さな目標で言えば週に一回家族で外食をする。月に一回は自分のためにブランド品の〇〇をご褒美として買う、とかでも良いでしょう。

そういった目標を実現させるためには月にいくら必要なのか。それを実現させるために何をすれば良いのか、、、とすべて小さな行動が積み重ねになってきます。

そういった目標が無いのに稼ぎたいと思っても

  • 「いくら稼ぐのか?」
  • 「何のために稼ぐのか?」

と質問されたときに答えられないとNGです。

最終的に「私はなぜ稼ぐ必要があるのだろう?」と漠然とした考えしかない人は、漠然とした結果を引き寄せてしまうわけです。

ここであなたも「なぜ稼ぐ必要があるか?」考えてみましょう

目標は何でもOK、私の目標は「レクサスで熱海旅行」でした

ここからは私の話になりますが、去年の9月くらいにレクサスのを買っちゃったわけです。

これも「これくらいの収益を上げれば買えるな」というのが分かっていたから買えたわけです。別にお金が有り余って買ったわけではなく、車を乗るんだったらこれ!というのが一択しかありませんでした。

販売店に着き、席に通され開口一番に

「これを契約して帰ります!」

と言ったため、そのときの担当者も驚いていましたね。

少し余談でしたが、これは決して自慢したいわけでもなく見せびらかしたいわけでもありません。

私はずっと前から「レクサスが欲しい」という理想を抱いていたのです。さらに、レクサスに乗るための維持費は〇〇円かかると分かっていたので、その必要な費用を用意しきって購入ができたのです。

そしてもっと言うと、私の理想はレクサスだけではありませんでした。

私の場合は

レクサスに乗って熱海の旅館に泊まる

という目標があり、一人で熱海の旅館に行ってパソコンで作業をして、温泉に入って、美味しい食事をとって…という理想の状況を鮮明に頭に思い浮かべていました。

そうして念願叶って、レクサスで熱海に行き二泊三日の一人合宿をしてきたわけです。

これは本当に自慢話でも何でもなく、私の中では当たり前の話。そうやって生活スタンスをどこに持っていくのか?これを考えていけば小さなことでも実行に移すのが楽しくなってきます。

  • あなたの目標は何ですか?
  • 小さな目標でも良いので考えてみましょう

すべての“達成”は“逆算”から始まる

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私は多くの資産やお金を持っているわけではありません。でも今は豊かさを感じていますし、逆に言うと不足感を感じていないのです。

悩みや課題はあるけれども、「足りないな…」という寂しさ・物足りなさはあまり感じていません。

それは自分を俯瞰して見ると、現在の位置を把握して行きたい場所、例えば理想のライフスタイル。それを車でいうナビゲーションにゴール設定をしたときに、どこを通ってどこを走っていけばどれくらいで着くというのが何となくイメージできるからです。

不足をしていないというのは、そこに行く方法が自分で分かっているから。

この「目標地とそこまでの道のり」を分かっていない方は

  • 年間売上2000万達成する
  • 赤字を黒字にする
  • 恋人を作る

などのような漠然とした目標だけを追ってしまいます。

そうではなくて中長期で見たときに自分の理想とする生活は何なのか?というと考える。

上場企業や大手企業のようにバリバリ数字を出して一円単位で見直しをかけて、ここをこうやって回して…とすべて数字で話をする会社もあります。実際にクライアントさんともそういう話があったりします。

もちろん数字で語らないといけない部分もありますが、数字だけの話になるとワクワクしない。そこで、私は

「年間目標を達成しているときの会社の雰囲気を考えましょう」

という話をクライアントにするときがあります。

一昔前はお金さえ持っていれば良い、という見え方がありました。

今の時代とくにコロナの件もあり、お金に対する見え方や見せ方は少しずつ変わってきています。

ここはブランディングに通ずる部分があって「お金を持って何を実現しているのか」というイメージを相手に持たせることが本当に大事です。

私、庄司がどういう生活をしているのか?というのもブランディング的に見せることも必要ですし、見込み客の方に「あなたが〇〇を実現したらこうなるんですよ」と見せることも必要。

そのため、見込み客に対して「こういう生活が実現できます!」という風に頭の中にイメージさせられるかというのも、情報発信の一つの醍醐味になってきます。

自分の小さな変化を挙げてみよう

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先日、コンサルをしてほしいという20代男性の方からお申込みがありました。

そこで「なぜ私に申し込んできたんですか?」という質問に対して「庄司さんのようにレクサスに乗りたいから」という理由で申し込んできたと回答があったのです。

レクサスを目標にするのはもちろんOK。それを実現させるためにこうすれば良いよ、逆算して考えていきましょう。というようなコンサルをしました。

つまりここでお伝えしたいポイントは、数多くいるコンサルタントのなかでも何を実現しているのかというライフスタイルの見せ方によって相手からの見え方が変わるということ。

その方は少なくともレクサスに惹かれ、私のような生活を実現したいという希望があるそうです。

私の例は少し特殊ですが、見せ方としては例えば

  • 「〇〇を続けたおかげで10年間実現しています」
  • 「一年前の〇〇を乗り越えて今これを叶えてます」

というように本当に小さなことでの自分の成長だけでも十分です。

本当に小さな出来事で良い。自分を丁寧に棚卸してあげて、小さな変化や小さな成長をピックアップしてあげることが売上になると理解していただきたいです。

そのため、今日のタイトルでもあるように『売上を上げるために、売上にコミットしない』という考えが重要。

絶対に売上重視で行くなとは言いませんが、見せかけだけの数字や売上主義みたいなことだけではなくて、いかにリーダーとして牽引しながら売上を作っていくか。ということを考えたときに売上にコミットしない。

自分の理想の生活を実現させるためにはどういうことをしたら良いのかを逆算で考えていくということが必要です。

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