「人と話すのが苦手です。どうすれば伝え方が上手くなりますか?」

私が運営しているアカデミーの生徒であるAさんから、このような質問が届きました。

伝え方について、なかでも

  • 印象に残る自己紹介の仕方

  • 自分がしているビジネスを分かりやすく伝える方法

  • 相手から質問がきたときの答え方

のコツを知りたいということでした。

ということで今回はこの質問に答えた内容を「人に伝わる伝え方」というテーマにして、noteでもご紹介していきます。

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自己紹介について

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一つ目の質問は、相手の印象に残る自己紹介をするための方法は?というものです。

これには 「スモールトーク 」 と「ビッグトーク」を組み合わせて伝えるのがおすすめです。

スモールトークというのは、当たり障りのない話。

  • 今日天気いいですね

  • 最近寒いですね

  • 昨日〇〇で雨が降りましたよね

そういった当たり障りのない話をスモールトークといいます。

一方でビッグトークは、

  • 私はこういう夢を持っています

  • 私はこういう志を持ってこういうことやっています

  • 来年私はこういうことを実現します

というように、大きな夢を語ることをいいます。

壮大なという意味もありますが、こういったビッグトークを自己紹介のときに取り入れると印象に残ります。

他にも「なぜその仕事をやっているか」というビジョンも話せると良いでしょう。

これが相手の印象に残る自己紹介をする方法です。

「私の会社は年商〇千万円で〇年前に創業して従業員は〇人いて、こういう事業をやっていて、、、、」

というように機能的な話だけすると印象に残りません

そのためビッグトークを取り入れることを心がけてみてください。

自分がしているビジネスを人に分かりやすく伝える方法

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二つ目の質問は、自分がしているビジネスを分かりやすく相手に伝える方法。

これは私がいつも記事に書いている内容と重複してしまいますが、

『相手が困っていることをこういう風に解決している仕事をしています』というような伝え方。

例えば庄司の場合、

「 “ 講座のベースを簡単に作れる方法 ” を用いて、講師ビジネスをしている人の困りごとに照らし合わせて解決に導く」

「講師ビジネスをしている人に対して、私が5年以上培ってきた講師ビジネスのメソッドを伝授し、あなた自身の代名詞となれる講座を作る」

という話ができると、長々と話すよりも

「この人はこういう人に向けて、こういう困りごとを解決する仕事をしてるんだ!」

と分かってくれるので、この話し方に沿って構築してみてください。

質問の答え方

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三つ目は質問への回答、答え方について。

私が大切にしている部分は、

「今から何が聞けるのかが分かる状態」を作り、相手の「聞こう」という気持ちを引き出させることです。

この記事も何を書いているのかタイトルや目次から判断できるから読んでみようと思ったはずです。

これは伝え方に限らずnoteやブログ、YouTubeどすべてに通ずることです。

今から何が聞けるのか分かる状態を作るために、私が意識しているポイントを二つ紹介します。

結論から伝える

「〇〇を今から言うのでちゃんと最後まで話を聞いてください」というように結論から伝えます。

そのことで「今から何が聞けるのか分かる状態」をつくることができます。

数字を使う

今から重要なポイントを3つ紹介します。

「一つ目は〇〇で、二つ目は△△。最後に、三つ目は□□です。まとめると×××です」

というように重要ポイントをイメージさせるということ。

聞き手は何個という感覚が分からないと

  • 話の終わりはいつなのか

  • 重要なポイントはどこなのか

が分からなくなります。

この記事も数字を使って重要なポイントを紹介していますよ。

というようにポイントをおさえると、簡潔にまとめられて相手にも伝わるはずです。

といった内容が生徒であるAさんの質問に対する回答です。

単純に、テンプレート的に回答しました。

ここからは私がお伝えする「真の重要ポイント」を二点紹介します。

相手に伝えるコツよりも今から紹介する視点の方がとても重要です。

あなた自身にも問いかけてみてください。

なぜ苦手意識があるのか

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まず、そもそもの話。

質問者であるAさんになぜ苦手意識があるか、ということ。

  • 人前で話すことが大の苦手

  • 交流することが苦手

  • 人の集まるところが嫌だ

  • パッと聞かれて瞬時に答えることを難しいと感じる

というように、なぜ「苦手」だと感じるのか。

人には苦手なポイントがあるのは当たり前です。

例えば、ピーマンを食べるのが苦手だという人がいたとします。

その人は「何で苦手であることがダメなのか」

と思ったりしないはずです。

苦いし食感が苦手だから食べない、という人もいます。

しかし、Aさんは

「相手に伝えることが苦手です。どうしたらいいでしょうか」

という風に改善したいと思っています。

これはなぜでしょうか?

なぜ苦手と感じるのか。

しかも改善したいと思っている。

なぜ苦手と感じるのか、というところにヒントがあります。

私の中で「Aさんはこんなことを思っているんじゃないかな」という考えはあります。

ただそれは私の解釈であって、Aさんから本当に聞いたことではないので、Aさんにはこの質問をしました。

「伝える内容」よりも「伝え方」

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自分がしているビジネスを分かりやすく伝える方法について。

伝える内容ではなく伝え方が重要なのです。

先ほどはテンプレート的に答えましたが、テンプレートに沿って

「一つ目の回答はこれ。二つ目の回答はこれ。三つ目はこれ。」

というように、Aさんの質問に対してベストの回答をしたつもりです。

実際にテンプレートを活用すると伝わりやすくなりますよ。

しかし、テンプレートに沿って伝えることが相手に一番伝わる方法ではありません

話し方や身振り手振り。

口の開け方。

どういうタイミングで伝えるか。

ありのままに伝える方法が一番相手に伝わる方法なのです。

このことから「真の回答」は以下のようになります。

なぜ苦手意識があるのかを理解する。
それが解消できて、Aさん自身がありのままの自分で自分のサービスを熱量を持って語れるようになる。
このことが一番最大限に人に伝わる状態だといえます。

人に伝わる伝え方

テンプレートのような回答をAさんに伝えて「では、実践してみてください」と言っても伝わりませんし、行動にも移しにくいはずです。

一方で、

「庄司はこういう経験を持っているからこれについては、こういうふうに考えている。だからこういう内容でやってみてください」

と言うからこそ、相手に伝わるのです。

そして「それだったら自分も実践してみよう」と思ってくれます。

庄司が生徒さんからの質問に対して

「この質問の答えはnoteの#〇〇の記事に書いてあるので読んでみれば解決できるはずです」

「この問題点に関しては昨日の記事に書いてあるので参考にしてください。」

と言ったら、庄司から受け取る情報だとしても印象が変わってくるはずです。

質問の回答として「記事に書いてあることを読めば分かるよ」と言っても、質問者自身の問題は解決しません。

テンプレートを使わないでくださいということではなく、そのテンプレートを使いながらもAさん自身が「なぜ苦手だと思ってしまっているのか」という問題を解消する。

そしてAさん自身がありのままにサービスの良さを表現できることが人に一番伝わるんだよ。

ということが理解できると、自ずと「どのように伝えたら良いか」の答えが出てきます。

というのが、私からのフィードバックでした。

いかがでしたでしょうか。

あなた自身の、本質。

根本原因的な部分。

伝える内容ではなく伝える方法。

あなた自身がどのように伝えようとしているか、というところの方が相手に伝わる可能性は大きいのです。

~余談~

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Aさんからの質問に対して他の生徒さんからも多くのコメントを頂き、すごく嬉しかったです。

私、庄司だけが答えを提示するのではなく

一人の課題や一つの問題に対してみんなで解決していく。

庄司の答えを待つのではなくて、生徒さん同士でやり取りできる。

そしてこれが私の理想の形だと感じました。

どういうコミュニティか気になった方はご連絡お待ちしております。

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