「それって当たり前でしょ」
この言葉をあなたはどのようなシーンで使ったことがありますか?
毎日歯を磨く。
毎日お風呂に入る。
これは当たり前だという人も多いはず。
人によって当たり前の基準は様々です。
では、毎日歯を磨くように、努力を毎日の「当たり前」にすれば?
ということで、今回は「当たり前の基準値を上げる」というテーマでお話をします。
当たり前の基準を上げるとどうなるか
冒頭では当たり前にすることとして、
お風呂と歯磨きを例にあげました。
他にもSNSに毎日投稿するというのが当たり前だと思っている人もいます。
または、気が向いた時にだけ投稿するのが当たり前という人もいる。
SNS以外だと、月の売上が100万円を超えることが当たり前と思っている人もいれば、売上は月に10万円が当たり前という人もいる。
基準値は人それぞれ。
SNSの投稿を毎日するということを当たり前の基準とした場合、
自分にとって当たり前にするということが基準になってくるわけです。
そうすると当たり前の基準を当たり前にできていない人にレクチャーするということもできます。
例えば
-
毎日SNSの発信をしているAさん
-
毎日発信ができないBさん
がいたとします。
そうするとBさんはAさんに
と質問することがあるかもしれません。
そうするとAさんは
ということを教えることができます。
それはBさんにとって価値があることで、金額をつけて教えるとなってもBさんは購入するかもしれない。
というように、自分が当たり前だと思っていることがサービスの原点になる可能性が非常に高いわけです。
仮に今のBさんのような問い合わせがAさんに入った場合、
SNSを毎日発信する秘訣や方法を5万円で教えられたら、また一つ基準値が上がるわけです。
AさんがSNSの投稿を毎日していたということがサービス化された、という風に基準値が一個上がる。
そうすると次にAさんは何の基準値を上げていけばいいか。
SNSを毎日投稿する方法というサービスを毎月5人の方に販売しよう。
という風にさらに一つステップが上がるわけです。
5人に販売できるようになったとしたら次は10人に売ってみよう。
次は20人に売ってみよう。
あるいは5万円だったものを15万円にするにはどうすればいいのだろう。
というように、一つひとつステップアップしていく。
この当たり前の基準を少しずつ上げていくということがすごく大事なのです。
当たり前の基準値が上がらない原因
人間にインストールされている現状維持
基準値が上がらない。
決めごとを作ったのに、毎日続けられない。
という人は、たった一つのあることが原因になっています。
それは今までの延長を続けてしまうということ。
過去の自分のしがらみというものが基準値を上げる邪魔をしてしまうのです。
大人になると、
-
恥ずかしい
-
私なんかできない
-
あの人の方がすごい
というように、行動にうつす前にそういった比較や感情、思考が出てきます。
これはいわゆる、ホメオスタシス(恒常性)。
一定を保つ性質とも言ったりします。
認知科学者の苫米地英人さんという方が話をしている内容ですが、
というコメントがあります。
これはどういうことかというと、当たり前ですがこれを読んでいるあなたは今日まで生命を維持できたという根拠があります。
この選択によって今日まで生命を維持できたということは、
という風に脳みそは感じているのです。
つまり、新しいことにチャレンジしたり、新しい何かにリスクをとったりしなければ命は保証されるという考え方を持っています。
「現状維持を選択する」というのが、基本的に埋め込まれている。
「現状維持をする」というのが通常の基準値になっている。
この記事を読んでいる人は成長意欲を持って何か投資をしたり有料コンテンツを買ったりオンラインサロンに入ったり本を買ったり...。
というように、お金を投資して基準値を上げていこうとしているはずです。
このことから、当たり前の基準として「安心で安全で無難」という思考が入っている人間の思考を越えていける人たちがどんどん成長していく人たちだと言えます。
これが、基準値を上げていくということに繋がるわけです。
基準値を上げると
余談ですが、私がサラリーマンのときにクレジットカードの請求が5万円も来ていたら頭を抱えていました。
でも今は会社を経営して10年以上経っていますが、経費としてクレジットカードの請求が毎月100万円来ても何とも思いません。
これは私の当たり前の基準が上がっていった結果です。
当時の自分に「今、毎月100万円のクレジットカードの支払いが来ているよ」ということを言ったら、驚くと思います。
基準値をいきなり上げるのではなく、少しずつ上げていく。
その結果、最終的に自分がサラリーマンだった10年前のときは5万円払うのもためらっていたが今は100万円月に払っているというようになる。
でも、私の場合は10年かけてそのステップを踏んでいるのです。
基準値を上げるには
他者を気にせず挑戦せよ
基準値を上げていくということに対して、
必ずやっていただきたいことは一回体験してみるということです。
チャレンジしてみるということ。
食わず嫌いをしないで挑戦してみるということ。
はじめから完璧を目指さないこと。
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失敗した自分を見せたくない
-
認めたくない
-
失敗した自分を感じたくない
といった自分のマイナスな要素を受け止めたくない。
というのが感情としてあるわけです。
挑戦を繰り返す
私は、とある経営者から
と言われたことがありました。
そんなに簡単に成功するなら誰も困らない、と言われたのです。
楽に達成できると思うこと自体が図々しい。
これには色んな考え方があります。
「楽に成功できるよ」と自分に言い聞かせることも重要だと私も知っています。
「経営は難しいと考えない方がいい」ということを言っている方もいます。
それは分かっていますが、
そもそもの話で、今日明日で成功すると思うこと自体が図々しいよと。
まずは色んなことにチャレンジして、
-
「あぁでもない」
-
「こうでもない」
と経験していき、自分の中で一つひとつ積み上げて結果をみつける。
ということが、当たり前の基準を積み上げていくということなのです。
続けないと気持ち悪いと感じられるか
冒頭でもお伝えした、歯磨きをするということは当たり前になっていますが、
「今日から1年間歯磨きをしないでください」と言ったら、気持ち悪いと感じるはずです。
私は、ある講座のメンバーに毎日約10分ボイスを届けていました。
毎日365日欠かさずです。
配信の時間帯はバラバラでしたが、毎日欠かさず提供していました。
それをやって私の中での当たり前の基準値は上がったわけです。
歯磨きと同じで、配信をしないと気持ち悪いと感じるようになったのです。
毎日配信することが出来るかというのは不安に思っていましたが、生徒に向けてやりますと言った手前、やらないのはかっこ悪い。
自分の中での決め事と生徒さんに向けてやりますと言ったことの環境の組み合わせがあったから続けられました。
そして、やってみて自信がついたのです。
という自信にも繋がり、違うことをしても続けていけるなという感覚があります。
基準値を上げられない。物事が続けられないという人は
“今までの延長を続けてしまうこと” がベースとしてあるはず。
でも、これを乗り越えていく。
一回チャレンジしてみる。
体験してみる。
食わず嫌いをしない。
安心で安全で無難なところから一歩自分の枠を出てみる。
という考え方を持ってみましょう。
まとめ
ということで今回は「当たり前の基準値を上げる」ということについてお話をしました。
ぜひあなたも「歯磨き」をするように、「努力」を当たり前にしてみてくださいね。
今日・明日では何も変わらなくても、5年後・10年後には未来が大きく変わるはず。
あなたの挑戦を心から応援しております。
また、不安な時や苦しいときにいつでも庄司に頼れるよう、サクッとLINEの追加だけ最後よろしくお願いします。
この記事を読んだあなたと話せる日が来ることを楽しみにしてますね。
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