数年前から「好きなことを仕事にしよう」という考えが広まり、個人で企業したりフリーランスで活躍したりする人が増えています。
ですが、その一方で「好きなことを仕事にしたくて起業したけど、お客様が集まらない」という話もよく聞きます。
過去に相談に来たAさんもそのうちの一人で、公務員を定年退職後に「自分の好きなコーヒーで店を開きたいからコンサルしてほしい」という依頼がありました。
ですが私は、Aさんには “ある視点” が無いと感じたのでコーヒーショップは難しいのではと思ったのです。
そこで今回は、Aさんのコーヒーショップを例に「技術を磨いても、なぜ稼げないのか?」についてお話をしたいと思います。
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自分視点ではなくお客様視点
Aさんから話を聞くと、
「とにかく私の選んだコーヒーは美味しい!」
「美味しいコーヒーを世の中に出したら絶対売れる!」
という意見が強く、「自分が美味しいと思ったコーヒー売れる」という考えがありました。
そこまで言うのだから確かにコーヒー自体は美味しいのかもしれません。
ですが、
- お客様はどういう時にコーヒーを飲みたくなるのか
- どういった場所でコーヒーを飲んでいるか
を考えたときに、お客様は必ずしも美味しいからコーヒーを飲むのではないと私はAさんに伝えました。
例えば、私はスターバックスによく行きますが、スターバックスのドリップコーヒーは個人的には美味しいと思えません。
私がスターバックスに行く理由は、コーヒーを飲むというよりも雰囲気が好きでパソコンを使って仕事をするためです。
飲み物を頼むときもドリップコーヒーではなく、お茶やソイラテなどコーヒーではないものを頼みます。
コーヒーの美味しさだけで言うとセブンイレブンのグアテマラのコーヒーが好きで、150円くらいで買えてしまいます。
このように、コーヒーショップへ行く理由は必ずしも美味しいコーヒーを飲みたいからとは限りません。
そのためAさんのように「自分が美味しいと思っているからほかの人も買ってくれるだろう」という考えは、ベクトルが自分に向いている状態です。
もちろん技術力は高い方がいいと思いますし、スキルが高い方が上手くいくかもしれません。
ですがお客様が求めている本質的な部分を理解できないと、好きなことを仕事にしても上手くいかない状況になってしまいます。
技術を磨くだけではNGな理由
ビジネスは、技術だけを向上させても
「スキル×マーケティング」
の方程式が成り立たないと成立しません。
~スキル~
- 専門知識
- 目標達成のコツ
- メンタル管理
- コーチングの技術
- コンサルティング
など上記の技術を高めていくのはもちろんですが、
それを
~マーケティング~
- 集客方法
- 自分の商品に興味を持ってもらう方法
- 商品を選んでもらう戦略
- 魅力や価値の伝え方
といったマーケティングの要素と掛け合わせることでビジネスは成長します。
この “マーケティングの要素” が欠落していると「お客様は何に困っているのか?」という視点にたてなくなり、お客様視点で考えることができなくなります。
先ほど例にあげたAさんは「オフィス街にコーヒーショップを開けば絶対に売れる!」という考えもありました。
ですが、立地が良ければ必ず売れるということはありません。
オフィス街が多いのであれば、
「OLの人がよく通る」
↓
「甘さもあるのコーヒーを望むのではないか
という考えもあります。
そして
「店内で飲む時間がとれないかもしれない」
↓
「時間をかけずに提供して、持ち帰りもできるサービスをつけよう」
というように、逆算してお客様思考で販売方法などを考えることで商品は売れていきます。
まとめ
マーケティングについて、より詳しく知りたい方はぜひ私のことを友だち追加していただければ嬉しいです!とっておきの情報をあなたに届けます。
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今回お伝えしたいことは技術だけではなく、マーケティングという“売るための思考”がないとビジネスは失敗してしまうということです。
まとめると、
- ビジネスは「スキル×マーケティング」
- マーケティングを学ばないと売上は上がらない
- お客様目線に立って問題解決を意識する
という3つを頭の中に入れて頂ければと思います。
お客様が来ない・売上が上がらない、という人はまずマーケティングを学び、お客様目線に立っているか?を振り返ってみましょう!
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